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ゴルフでスライスしてしまう原因と直し方を徹底解説


右に大きく曲がるスライスは、狙った所に飛ばないし、距離も出ないので一刻も早く直したいものです。ですがゴルファーのほとんどがスライスで悩んでいます。左に曲がるフックよりも右に曲がるスライスする人が圧倒的に多く、特にゴルフを始めたばかりのゴルファーの8割~9割はスライスしてしまいます。そこでスライスしてしまう原因と直し方について解説させていただきます。スイングの基本を徹底マスターするならこのDVD

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Contents

ゴルフでスライスしてしまう原因

右に曲がるスライスが出てしまうのは、インパクトでフェースが開きながらボールに当たっているからです。開いているというのは右を向いている状態です。インパクトでフェースが閉じながらボールを打てればスライスはでません。それではなぜフェースが開いてしまうのでしょうか?

3つのポジションで考えてみます。3つのポジションとは1.アドレス2.バックスイング3.ダウンスイングの3つです。まずスライスが出やすいアドレスは、グリップがウィークになっていないか、左重心になっていないか、右肘がアドレスで左肘よりも前に出ていないか。オープンスタンスになっていないか。肩と腰のラインは開いていないか。左のつま先は開きすぎていないか。などをチェックしてください。これらの症状はスライスを誘発してしまいます。

次にバックスイングです。バックスイングでフェースが開いていないかチェックしてください。バックスイングをインサイドに引いてしまうとフェースが開きやすくなります。ですので、クラブヘッドの軌道もフェースの向きと合わせて確認してください。クラブが水平なポジションで後方から見たとき、シャフトがターゲットラインと平行で、手とクラブヘッドが重なって見えていてフェースの向きが前傾した上体の角度と平行になっているのが理想です。トゥが上を向いてしまうとフェースが開いていていることになるのでスライスしてしまいます。

次にダウンスイングですが、フェースが開きやすい動きとしては、お腹が前に出てしまい前傾角度が崩れてしまったり、左脇があいて手が浮いてしまったり、肩と腰が一緒にダウンスイングに入って(一緒に回転して)しまうとフェースが開きスライスしてしまいます。

ちなみにトップでのフェースの向きは、クラブヘッドのトゥが下を向いた状態を0度、フェースが真上を向いた状態を90度とすると、45度以下(トゥが下を向いた状態)だとフェースが開いてしまっています。トップでフェースが開いていると当然スライスしやすくなります。

このようにアドレス、バックスイング、ダウンスイングのどのポジションでフェースが開いてしまっているかをチェックしてください。スイング中のどこかでフェースが開いてしまうとスライスしやすくなります。
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アウトサイドインの軌道がスライスの原因

ダウンスイングでのクラブヘッドの軌道はオンプレーンに振れるのがいいのですが、アウトサイドインになってしまうとスライスしてしまいます。

オンプレーンとは理想的なクラブヘッドの軌道のことで、シャフトラインとボールと首の付け根を結んだライン上の間をクラブヘッドが動くことです。

アウトサイドインとは、ダウンスイングでボールと首の付け根を結んだラインよりも上をクラブヘッドが通り、フォローはシャフトラインよりも左をクラブヘッドが通ってしまうことです。

ゴルファーの多くはアウトサイドインの軌道になっていることが多いです。アウトサイドインの逆はインサイドアウトですが、インサイドアウトの軌道になっている人はアウトサイドインになっている人に比べて圧倒的に少ないです。ですので、ゴルファーの多くはスライスを打っています。

アウトサイドインの軌道だとどうしてもボールをこするような形になるので、スライスしてしまいます。アウトサイドインになってしまう原因は、まずバックスイングでの肩の回転不足です。それと切り返しのタイミングは早くなってしまうことの2つです。この2つの原因については体が開くというところで詳しくご説明いたします。

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スライスが出てしまう時はまずグリップとアドレスをチェック

グリップがウィークだったら親指と人差し指の間にできるしわが右耳よりも右肩寄りを向くようにしてください。右耳よりもあごに近い方をさしていたらウィークグリップです。スライスしてしまうようでしたら右肩を向くくらいで握ってください。グリップを変えるのはとても違和感があり握りにくいのですが、まず一番初めに直したいところで、グリップを直すとスライスが簡単に直ってしまうことも多いです。

違和感があるかもしれませんが、スイングを変えてスライスを直すよりもグリップを変えたほうが簡単です。スイング中の動きを変えるというのはとても難しいですが、グリップはアドレスの段階で気を付ければすぐに変える事が出来ます。

次にチェックしたいのはアドレスです。アドレスが原因でスライスしていることはとても多いです。まず体の向きです。左を向いていないか確認してください。特に肩の向きが開いていないか、左を向いていないかどうかチェックしてください。左を向いているとスライスしやすくなりますので、スクエアにアドレスできるようにして下さい。

そして、重心のかけ方も重要です。アドレスで左足に重心をかけているとスライスしやすくなります。基本的には、アイアンであれば左右対称に重心をかけてください。ドライバーだと右足に少し多く重心をかけてもOKです。
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ハンドダウンすぎるアドレスはスライスしやすい?

ハンドダウンにアドレスしていると、フェースが左を向くので、一般にはそのまま打てばフックしやすいです。ですが、スライスが出てしまうこともあります。

なぜかというと、アドレスではハンドダウンでもダウンスイングでハンドアップになってしまうことがあります。ハンドダウンに構えていると前傾角度が深くなりやすいので、どうしても苦しいので、スイング中に起き上りやすくなります。

ダウンスイングで起き上ってしまうとハンドアップになってしまい、フェースが開いてしまいます。そうなるとスライスしてしまします。このようにハンドダウンに構えていると一般にフックっしやすいのですが、起き上ってしまうことにより、スライスが出てしまうこともあります。
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猫背のアドレスはスライスしやすい

猫背のアドレスが原因でスライスしてしまうこともあります。猫背に構えているとスイング中、背中が伸びやすくなります。背中が伸びると手元が上がりハンドアップになってしまうので、フェースが開きスライスしてしまうことがあります。

猫背のアドレスはスライスだけでなくいろいろなミスショットの原因となります。猫背だと背骨を軸に体を回転させにくいので、回転不足となり、フックしてしまうこともあります。

また猫背のアドレスから背骨を軸に体を回転させると、頭が大きく右に動いてしまうために、ダフッたり、トップしてしまったりして上手く当たらなくなってしまいます。

このように猫背のアドレスはスライスしてしまうだけでなく、逆にフックしてしまうこともありますし、ダフリやトップの原因になりますのでし、猫背のアドレスは見た目もあまりよくないので、背筋を伸ばすようにしましょう。

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振り遅れてしまうことによりスライスしてしまう

ゴルフで振り遅れというのもよく聞くかもしれませんが、振り遅れとは体がインパクトの態勢を迎えているのに、クラブヘッドはまだボールのところになく、後方にあることを振り送れているといいます。

クラブヘッドがボールのところにきて、インパクトを迎えるときには体が開いてしまい、フェースが開きスライスしてしまいます。振り遅れが起こってしまう原因は、上体や腕に力が入ってしまい、切り返しで肩の回転し始めるのが早くなってしまうと、クラブヘッドが遅れてしまいスライスしてしまいます。

また手に力が入ってしまうと、ダウンスイングで手が先行しクラブヘッドが遅れて振り遅れてしまいスライスしてしまいます。あとはダウンスイングで上体が左に突っ込んでしまうと、クラブヘッドが遅れてしまい振り遅れてスライスしてしまいます。

振り遅れによるスライスをなくすためには、腕や手の力を抜き、切り返しで肩が早く回りださないようにして、腰の動きからダウンスイングをスタートさせるといいです。しかしダウンスイングで腰が大きく左に動きすぎてしまうと逆にクラブヘッドが遅れてしまい、振り遅れてしまいますので、注意が必要です。
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クラブが寝てスライスしてしまう

ダウンスイングでクラブが寝てスライスしてしまうこともあります。クラブが寝ることに関してはこちらの記事を参考にしてください⇒スイング中にクラブが寝る原因と直し方と気を付けたいポイント

ダウンスイングでクラブが寝てしまうとフェースが開きスライスしてしまいます。スライスを直そうとしたり、高い球を打とうとしたりするとクラブが寝やすくなります。

アウトサイドインの軌道でボールを打ってしまうとスライスしてしまうのですが、これを手先だけで直そうとしてしまうと、クラブが寝てスライスがひどくなってしまいます。

ダウンスイングでクラブを寝かせると確かにクラブヘッドの軌道は、アウトサイドインにはならないのですが、体全体の動きがアウトサイドインの動きをしていて、クラブを寝かせるだけでクラブヘッドの軌道を修正しようとすると、手元が浮きフェースが開いてしまいます。

ですので、アウトサイドインの軌道を直すときは、手先だけでなく、体の動きを変える必要があります。具体的には、ダウンスイングで肩が左へ回転し始めるを遅くするといいです。

また高い球を打とうとするとどうしても体の軸が右に傾き、ダウンスイングで手元が浮きクラブヘッドがインサイドから入ってくるので、フェースが開いてしまいスライスしてしまいます。
手元が浮くことに関してはこちらの記事を参考にしてください。⇒ゴルフスイングで手が浮くとは?その原因と修正法とドリル

クラブが寝るのを直すには、ダウンスイングの時に左の脇を締めるのを意識してください。そうすることにより手が浮かなくなるので、フェースが開かなくなり、スライスしなくなります。
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ラウンドの後半にスライスしてしまう

前半はまっすぐないい球が出ているのに、ラウンドの後半になるとスライスしてしまうこともあります。なぜスイングを変えているつもりはないのにスライスしてしまうかというと、原因は大きく3つあります。

その3つとは、肩の回転不足と、体の起き上がり、タイミングが早いことです。まず肩の回転不足ですが、疲れてくると背筋が丸くなったり、体を回転させると疲れるので、つい手だけでバックスイングを上げてしまいます。そうするとバックスイングでフェースが開きやすくなりますし、肩の回転不足になってしまいアウトサイドインの軌道になってしまうためスライスしてしまいます。

あと体の起き上がりですが、ラウンドの後半に疲れてくると、背筋が丸くなったり、前傾が深くなってしまうと、バックスイングやダウンスイングで前傾が起きてしまいます。そうすると手元が浮き、フェースが開きスライスしてしまいます。

そしてラウンドの公判になってくると、どうしてもタイミングも早くなってしまいます。切り返しでタメを作るのは疲れるので楽なスイングをしてしまいがちです。そうするとタイミングが早くなってしまいます。

このように、ラウンドの後半になると、スライスが出やすくなってしまうことがあるので、肩をしっかりと回し、アドレスで背筋を伸ばし、タイミングに気を付けてスイングするようにしてください。
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ダウンスイングで右肩が下がってスライスしてしまう

ゴルフスイングは背骨を軸とした回転運動なのですが、アドレスで上体が前傾しているので、肩の回転方向は水平ではなく、バックスイングでは左の肩が下がり、ダウンスイングでは右肩が下がります。

ですが、ダウンスイングで右の肩が下がりすぎてしまうと、フェースが開いていしまうのでスライスしてしまいます。ダウンスイングで右肩が下がってしまう原因は、高いボールを打とうとしたり、タメを作りすぎてしまうと右肩が下がってしまいます。

高いボールを打とうとすると、クラブヘッドを下(インサイド)から入れようとしてしまい、軸が右に傾いてしまい、右肩が下がってしまいます。

あとアウトサイドインの軌道を直そうとして、クラブをインサイドから降ろそうとしてしまうと右肩が下がってしまいます。そして切り返しでタメを多く作りすぎてしまうと、右肩が下がってしまいます。

切り返しでタメが大きくなり、腰が左に動く動きが大きくなりすぎてしまうと、軸が右に傾き、右肩が下がってしまうので、フェースが開きスライスしてしまいます。
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スライスする原因 スウェーしてしまう

スウェーしてしまうとスライスしてしまいます。スウェーとは腰の左右の動きが大きいことを言います。スウェーについてはこちらの記事を参考にしてください。⇒スウェーの原因と直し方、矯正ドリル。体重移動との違いは。

まずバックスイングで腰が右に動いてしまうと、ダウンスイングで腰が左に大きく動きすぎてしまいます。正しい腰の動きはバックスイングでその場で回転し、ダウンスイングでは少し左に平行移動した後に回転するのが正しい動きです。

しかしダウンスイングで腰が左に大きく動きすぎてしまうと、体の軸が右に傾くので、クラブがインサイドから下りてきてしまい、左の脇が空き、手が浮いてしまいフェースが開きスライスしてしまいます。

スウェーしないようにするには、重心の位置を意識して下さい。バックスイングでは右足の内側に重心をかけて、ダウンスイングでは左足に内側に重心をかけるようにしてください。足の外側に重心がかかるとスウェーしてしまいます。
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ゴルフでスライスする原因起き上り

スイング中に体が起き上ってしまうとスライスしてしまいます。起き上りについては詳しくはこちらの記事を参考にしてください。⇒ゴルフバックスイングの上げ方とコツ。沈み込みや起き上がりを防ぐ。ゴルフスイングで伸びあがってしまう原因と防止法、矯正するドリル

スイング中はアドレスの前傾角度をキープしてスイングしていただくといいのですが、バックスイングやダウンスイングで起き上ってしまうと、フェースが開きスライスしてしまいます。

スイング中に前傾角度をキープするには、まずアドレスの前傾が適正かどうかチェックしてください。アドレスで深すぎるとスイング中に起き上りスライスしてしまいます。

あと肩の回転の方向が間違っていると起き上りやすいです。肩の回転方向は背骨に対して直角に回転するといいのですが、バックスイングで左肩が上がってしまったり、ダウンスイングで右肩が上がってしまうと起き上ってしまい、スライスしてしまいます。

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ですので、スイング中に起き上ってしまってスライスしてしまうときには、アドレスでの前傾角度と肩の回転方向を意識して練習してください。
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ゴルフでスライスしてしまう原因コックが深い

ゴルフスイングにおいてコックはとても重要です。正しくコックできると、飛距離を出すことができますし、ミート率を上げることができます。コックについてはこちらの記事を参考にしてください。⇒ゴルフスイングでコックとは?その仕方と効果、上手く入れるためのドリル

コックは正しく使えればとてもいい効果があるのですが、使い方が間違ってしまうと、スライスの原因になってしまいます。バックスイングで深く入りすぎてしまうと、インパクトで振り遅れてしまうのでフェースが開きスライスしてしまいます。

バックスイングでの正しいコックの量は左腕が水平の時にシャフトと左腕が直角になるくらいです。これよりも深く入ってしまうと、スライスしてしまいますので、左手の小指と薬指をしっかり握るようにしてください。そうすることでコックが具角入りすぎることがなくなり、スライスしなくなります。
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スライスしてしまうテークバック

ゴルフスイングにおいてテークバックはとても重要です。テークバックが間違っていると、スライスしてしまいます。テークバックについてはこちらの記事を参考にしてください。⇒ゴルフテークバックの仕方と練習方法 正しい動きを徹底マスター
ゴルフスイング始動はどこから?スムーズにテークバックする為のコツ

テークバックで腕のローテーションを大きく使ってしまうと、インサイドにクラブが入ってしまいますし、フェースが開いてしまいます。スイングのスタートでフェースが開いてしまうと、インパクトまでにフェースの向きを閉じることが非常に難しくなりますので、スライスが出やすくなってしまいます。
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ゴルフでスライスしてしまう時の直し方

スライスしてしまうのは、インパクトでフェースが開きながらボールに当たってしまうのが原因ですが、アドレスの状態からフェースが開いている(右を向いている)場合がありますので、ターゲットに対してスクエアになっているかチェックしてください。

あと頭の位置がセンターにきているかチェックしてください。左重心になっているとスライスしやすいです。またスタンス、肩、腰がオープンになっていたらスクエアに修正してください。

次にバックスイングでは、腕のローテーション(腕を時計回りに回す動き)が大きすぎていないか、もし大きいようでしたら少なくして、イメージとしては、左の甲が地面を向くような感じだとフェースが開かないです。

ダウンスイングでは前傾を保ち、肩よりも腰が早く動き出すようにして、左脇を締めて左腕を時計と反対周りに回すような感じでフェースを地面の方に向けるイメージでダウンスイングしてください。

あとダウンスイング~インパクトで体が左に突っ込んでしまうと手が先行してしまい、クラブヘッドが遅れてしまうとフェースが開くのでスライスしてしまいますので、左に突っ込みすぎないように気を付けてください。

インパクトで体が開いて(胸が左(ターゲット方向)を向いて)しまうとフェースが開いてスライスしてしまいますので、ダウンスイング~インパクトで胸が後方(ターゲットと逆方向)をむいたままボールを打つイメージがあるといいです。

そして、ダウンスイングでは腕のローテーションを大きくするようにしてください。フォローで左手よりも右手の方が上になるイメージです。
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ゴルフでスライスを直すために効果的な2つのドリル

まずスライスを直すためには、左に曲げるフックボールの練習をするのが効果的です。フックの打ち方は、アドレスでフェースの向きはまっすぐのままクローズスタンス(右を向く)にします。振り方はスタンスに沿ってクラブヘッドを振ります。そうするとボールは右に打ち出されて左に曲がります。

フックボールが打てたら、少しずつクローズスタンスをスクエアスタンスに戻し、最終的にはスクエアスタンスで打ってもスライスしないようにしてください。スタンスをスクエアに戻す途中でスライスが出てしまったら、クローズスタンスの度合いを強くしてフックを打ち慣れてきたらまたスクエアスタンスに少しずつ戻していってください。

もう一つ有効なドリルはスプリットハンドドリルといって、左右の手を離してクラブを握ってボールを打つドリルなのですが、スライスを直すのにとても効果があります。左手は通常の位置で、右手はグリップの一番短いところを握ります。この状態でボールを打ってください。そうするとダウンスイングの腕のローテーションの仕方が分かり、フェースの閉じるイメージがつかめます。フォローで右手が左手の上になるように振って、なるべく早めにローテーションをおこなうようようにするとスライスしません。
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スライスを直すためにフックの練習をする

スライスは右に曲がるボールですが、反対に左に曲がるフックボールを練習していただくことによりスライスを軽減させることができます。フックボールの打ち方は、通常通りアドレスしたら右足を後ろに引き左足を前に出しクローズスタンスにします。そのときにフェースの向きはアドレスのままです。

そしてスタンスと平行にクラブへッドを振ります。そうするとフックボールが出ます。上手くフックボールを打つためのポイントはボールを少し右足寄りにすることです。またこのフックボールを打つ練習でインパクトの時に体が開かずに、少し右を向いた状態でボールを打つ感覚を掴んでいただくと、スライスを改善することができます。

フックが打てるようになったら、少しずつスタンスをスクエアに近ずけていってください。スタンスをスクエアに近ずけて行く段階で、スライスが出たら、またクローズスタンスの度合いを強くしてフックを何球か打ち、フックしか出なくなったらまたスタンスをスクエアに近ずけていってください。そして最終的にはスクエアなスタンスでもスライスしないようにしてください。
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ゴルフでスライスしないように鉛を貼ってクラブを調整

スライスしてしまうのは、フェースが右を向きながらインパクトしてしまっているので、フェースがもう少し左を向きやすいように鉛を貼って調整する方法があります。

スライスしてしまうのは、ドライバーが多いと思いますので、ドライバーでの鉛の貼り方ですが、クラブヘッドのヒール寄りに鉛を貼ってください。そうするとヘッドが返りやすくなりスライスしにくくなります。

ですがクラブヘッドのヒール側を重くしてヘッドを返りやすくする効果としては、鉛をクラブヘッドに貼る程度ではあまり大きくなく、気分的なものが大きいです。

また鉛だけでなく、クラブ自体を変えてしまう方法もあります。スライスしにくいクラブがありますので、思い切ってクラブを変えるのも有効です。クラブを変えれば、上手くはまるとスライスがすぐに改善される可能性があります。スイングでスライスを直すのは時間がかかりますが、クラブを変えればすぐに効果が表れます。

スライスしにくいクラブの要因はいくつかありますが、一番わかりやすいのは、フェースの向きです。ドライバーでソールをペタッと地面に置いてアドレスした時にフェースの向きがどこを向いているかチェックしてください。

アドレスした時からフェースが左を向いているクラブというのはやはりスライスしにくいです。また近年のドライバーはフェースの向きを変える事が出来るものが多いのでフェースを左に向けるように調整してください。そうすることでスライスが軽減されます。

グリップが太いとスライスしやすい

グリップの太さも球筋に影響を与えます。グリップが太いとグリップをフェースが閉じる方向にかいてんさせてもフェースは少ししか回転しませんが、グリップが細いと、少しグリップを回転させただけでフェースは閉じる方向に動きやすくなります。

ですので、グリップが太いとスライスしやすくなってしまいます。グリップの太さは手の大きさに合わせるのが基本ですが、細いとクラブヘッドの重さを感じやすくなり、太いとクラブヘッドの重さを感じにくくなりますので、いろいろな要素を考慮したうえで太さを決定してください。
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ドライバーだけスライスしてしまう

アイアンはスライスしなくてもドライバーだけスライスしてしまうことがあります。その原因は大きく2つあります。それはドライバーのクラブに原因があるのと、スイングに問題がある場合があります。

ドライバーのクラブヘッドはアイアンよりも大きいのでフ、ェースを返しにくいためフェースが開いてインパクトしやすくなりドライバーだけスライスしやすくなります。

またもう一つの原因ですが、シャフトが長いということもスライスしやすい原因となります。ドライバーは他のクラブに比べてシャフトが長いので、どうしても振り遅れやすくなります。

振り遅れてしまうとどうしてもフェースが開くので、スライスしてしまいます。このようにドライバーだけがスライスしてしまう原因はクラブヘッドが大きいのとシャフトが長いことの2つです。

また振り方の問題もあります。ドライバーだとどうしても飛ばしたいので、大きく振り上げやすくなりトップが大きくなってしまうとダウンスイング~インパクトで振り遅れやすくなりスライスしてしまいます。

またドライバーだと飛ばしたいあまり上体に力が入ってしまうと、体の開きが早くなってしまい、フェースが開いてインパクトしてしまうので、スライスしてしまいます。

ドライバーだからといって飛ばそうとせずに上体や腕に力を入れすぎないようにしたいのですが、そのためには、おなかに力を入れるようにしてください。おなかに力が入れば上体や腕に力が入らなくなります。

あとはスイング中にクラブヘッドの重さを感じるようにスイングしてください。グリップに力が入ってしまうとクラブヘッドの重さを感じることができません。

このようにドライバーだけスライスしてしまう場合には、クラブによる原因もありますが、ドライバーで飛距離を意識しすぎてしまうあまり力が入ってしまうのが原因のこともあります。

ドライバーだけスライスしてしまう原因
クラブヘッドが大きい
シャフトが長い
オーバースイングになってしまう
上体に力が入り体が開いてしまう

ハーフスイングだとスライスしてしまう

フルスイングだとスライスしないのに、ハーフスイングだとスライスしてしまうこともあります。ハーフスイングでスライスしてしまう一番の原因はバックスイングでの方の回転不足です。

ハーフスイングだとスイングの振り幅がフルスイングに比べて小さくなるので、つい肩の回転が少なくなってしまうのですが、ハーフスイングでもバックスイングで肩はしっかりと回転させて下さい。

あとハーフスイングでスライスが出ないようにするには、切り返しのタイミングをゆっくりにして下さい。切り返しのタイミングをゆっくりにするとは、ダウンスイングに入るときに肩を左に回転させ始めるのを遅くしてください。

肩が回転し始めるのを遅くして、腰の動きはじめを早くしてください。ダウンスイングで腰は少し左に動きその後に左に回転し始めます。その後腰の回転につられて肩が少し遅れて回転を始めます。

この順番が正しいのですが、肩が腰と同時に回転を始めてしまったりすると、タイミングが早いということになりスライスしてしまいます。ですので、ハーフスイングでスライスしてしまうときは、バックスイングで肩をしっかりと回転させて、切り返しのタイミングをゆっくりにします。そうすることでスライスしなくなります。

ハーフスイングでスライスしてしまう原因
バックスイングで肩の回転不足
切り返しのタイミングが早い

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ゴルフでスライスが出てしまう時の応急処置

いいスコアでラウンドするためには、コースでスライスが出ていたらそのスライスを生かし右に曲がるのを計算して左を向いてスライスでコースを攻めるのがいいのですが、とても大きなスライスが出てしまいどうしようもできなかったり、ラウンドの前日の練習で右へのスライスが大きく何とか直したいとき、そして、持ち球がスライスだけど右サイドにはOBや池などがありどうしても右にはいきたくない時に、スライスさせない応急処置の方法についてお話しさせていただきます。

2つの応急処置の方法をご紹介させていただきます。まず1つはフェースを左に向ける方法でもう一つはフックグリップにする方法です。

まずスライスしてしまうのは、フェースが開きながらインパクトしていますので、何しろフェースを閉じる必要があります。自分では閉じているつもりでも、スライスしてしまうということは、フェースが開いています。

そこで、応急処置の方法としてはアドレスでフェースを閉じてしまってください。通常はフェースはターゲット方向に向けますが、ターゲットよりも左を向けてください。その時に注意することは、フェースを左に向けてからグリップすることです。グリップしてしまってからフェースを左に向けるのはあまり効果がありません。

どうしてもアドレスでフェースを左に向けるのは違和感があるようでしたら、グリップをフックグリップにしてください。親指と人差し指の間にできるしわが右耳位を向くのがスクエアですが、もっと右を向けてフックグリップにして握ってください。フックグリップに握ればフェースが返りやすくなりスライスしなくなります。

これら2つの方法はあくまで応急処置ですので、1時的な対策としてやってみてください。ラウンド終了後には、これらの方法を使わなくてもスライスしないように練習してください。
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まとめ

ゴルファーの多くが悩んでいるスライスですが、スライスしてしまうのには必ず原因があります。原因を自分で見つけて修正することができれば一番いいのですが、なかなか良くならないようでしたら、レッスンを受けたり、新しい知識を身につけたりと何かを変える必要があります。

スライスしてしまうのはフェースが開いてしまったり、アウトサイドインのクラブヘッドの軌道が原因ですので、フェースを閉じながらインパクトできるようになれば、スライスはでまでん。修正方法はまずどこのポジションでスライスの原因が発生しているのかを探し、その動きがなくなるように練習してください。どんなに頑固なスライスもその原因を潰せば必ず直りますので、頑張ってください。

この記事ではスライスに特化して解説させていただきましたが、スイングについてもっと深く知りたいようでしたら、DVDで学んでください。人気DVDのレビュー記事はこちらです。
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