シャローイングのメリットを徹底解説。バックスピンが減り飛距離UP!!
シャローイングという打ち方がありますが、どのような打ち方のことをシャローイングというのか?この打ち方をすると何がいいのか?などについて解説させていただきます。
Contents
シャローイングとは
シャローイングとは、ダウンスイングが緩やかな軌道でおりてきてボールを打つことを言います。 シャローイングの反対はスティープといい、上から鋭角的にクラブヘッドが下りてくることを言います。
シャローイングをおこなうことによるメリットは、飛距離を出すことができるということとスライスを改善することができることです。
ゴルフのサブスクTeeRexは何回以上ラウンドに行けばお得なのかを徹底調査シャローイングのメリット①ヘッドスピードが上がる
シャローイングだとなぜ飛距離を出すことができるかというと、ヘッドスピードを上げることができるからです。シャローイングすることによりトップからインパクトまでの助走距離を長くすることができるので、ヘッドスピードを上げることができます。
スティープだとトップから直線的にクラブヘッドが下りてくるので、ヘッドの移動距離が短くなってしまうのですが、シャローに振るとクラブヘッドの移動距離を長くすることができます。
シャローイングのメリット②バックスピン量を減らせる
シャローにクラブを振ることにより、バックスピン量を減らすことができるのも大きなメリットです。
一般男性はどうしてもバックスピン量が多い人が多くて飛距離をロスしていることが多いのですが、ドライバーでバックスピンが多くなると、吹けあがる球筋となり、上に高く上がってしまい、前にボールが進まないので、飛距離をロスしてしまいます。
しかしながらシャローにクラブを振ることにより、バックスピン量を減らすことができるので、飛距離UPに繋がることが多いです。
一般男性がドライバーを打った時の理想的なバックスピン量は、ヘッドスピードや打ち出しの角度にもよりますが、2,000~2,300rpmくらいですが、多くの一般男性はもっと多いスピン量になっています。
なぜ、シャローイングするとバックスピン量を減らすことができるのかですが、まずバックスピン量を減らすにはボールとクラブヘッドを正面衝突に近づけるのがいいです。
正面衝突とは、フェースに対して直角にクラブヘッドが動いてボールを打つ状態です。もしロフトが0度ならば、クラブヘッドを水平に動かせば、バックスピン量はほとんどかかりません。
しかしながらドライバーにはロフトがついていますので、正面衝突させるためには、ロフトの分だけアッパーな軌道でボールを捉えなければなりませんが、ティーアップしているとはいえ、ロフトの分だけアッパーに振り正面衝突させることができません。
しかしながらバックスピン量が減りすぎてしまってもボールは飛びませんので、正面衝突である必要はありません。バックスピン量が多くて減らしたいときには、正面衝突に近づければOKです。
ですので、シャローイングをしてクラブヘッドを少し下らから入れられれば、正面衝突に近づくので、バックスピンを減らすことができ飛距離UPが期待できます。
シャローイングのメリット③スライスしなくなる
ほとんどのゴルファーはスライスで悩んでいますが、シャローイングすることによりスライスが出にくくなります。
スライスしてしまうのは、アウトサイドインの軌道とオープンフェースが原因ですが、シャローイングすることにより、アウトサイドインの軌道を矯正しやすくなります。
アウトサイドインの軌道を修正することができれば、スライスが出ずらくなります。
また、切り返しでクラブを後ろに倒すことにより、パッシブトルクをつかうことができますので、フェースを閉じやすくなります。
パッシブトルクとは、受動的な力なのですが、切り返しの初期にクラブを後ろに倒した状態で、グリップエンドを下に下ろすとフェースが閉じる方向に力が加わるので、スライスしにくくなります。
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シャローイングで掌屈するとハンドファーストになり飛ぶ
シャローイングで左手を掌屈(手首を手のひら側に曲げる事)するとさらに飛距離を出すことができます。掌屈することによりハンドファーストに打つことができるので飛ばせます。
なぜシャローイングしながら掌屈してハンドファーストで打つと、飛距離を出すことができるかということですが、バックスピン量を減らすことができるからです。
ドライバーでバックスピン量が多すぎると飛距離をロスしてしまうのですが、掌屈してハンドファーストでボールを打つとロフトを立てることができます。ロフトを立てた状態でシャローイングすると、普通に振った時よりも正面衝突に近づけることができバックスピン量を減らすことができ飛距離を出すことができます。
このようにバックスピン量が多くて飛距離をロスしているようであれば、シャローイングで掌屈しハンドファーストで打つことにより飛距離UPすることができますが、もともとバックスピン量が少ないようでしたら、さらにバックスピン量が少なくなってしまうと逆に飛ばなくなってしまいます。
シャローイングをすると当たらなくなってしまう
今までスティープに打っていた人がシャローイングをしようとすると、はじめはなかなか当たりません。
シャローにクラブを下ろそうとすると、プッシュやシャンクが出てしまうことがあります。フェースが開いてしまうのが原因ですので、フェースが開かないようにグリップをフックにするか、掌屈するかでフェースが開かないようにしていただくといいです。
また、シャローにクラブを下ろそうとして、切り返し~ダウンスイングで体の軸が極端に右に傾きすぎてしまうと、ダフりすぎてしまったり、フェースが開いてしまってスライスやプッシュ時にはシャンクなどの右へのミスが出てしまいますので、体の軸が傾きすぎないようにしてください。
まとめ
このようにシャローイングは、特にアウトサイドイン軌道でスライスを打っていたり、バックスピンが多くて、吹け上がっている球筋を打っているようであれば、もっと飛距離を出すことができるようになるので、とても有効な方法になります。
しかしながら、シャローに振ろうとしてフェースが開いてしまうと、プッシュやスライスなどのミスが出やすくなりますので、左手首を掌屈するなどしていただくといいです。
左手首を掌屈することにより、フェースが開かなくなるばかりでなく、インパクトでロフトが立ちますので、クラブヘッドとボールを正面衝突させることができるようになり、バックスピン量を減らすことができますので、今までバックスピン量が多くて飛距離をロスしていたようであれば、飛距離を伸ばすことができるようになります。
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