SIM2ドライバーとフェアウェイウッドの特徴を徹底解説。前作のSIMと何が違う?
2021年2月19日に発売されるテーラーメイドのSIM2の詳細が発表されましたのでまとめさせていただきます。Contents
SIM2の特徴
一般に感性モーメントを大きくすると優しくなるのですが、スピン量が増えやすくなり鳥羽市には不利になりやすいのですが、SIM2は前作のSIMよりも感性モーメントを大きくすることによりより優しくなった。そして、よりスピン量を減らすことにも成功し、より易しくより飛ばせるようになった。
SIM2の新しい機能フォージドアルミニウムリング
クラウンをカーボンにすることに入り、重心を低くできる。また、ソールもすべてカーボンになっているので、前作のSIMよりもカーボンの部分が増えている。カーボンの部分が増えているので、軽くできることにより、余った重量を適正な位置に配置することができるようになった。
しかしながら、カーボン部分が増えると音があまりいい音にならないのですが、ヘッド後方をアルミニウムでのフレーム構造にすることにより、金属音のいい音が出るようになっている。
スピードインジェクション
これも前作同様に反発性能を高めるために、一度ヘッドを高反発に作ってからルールに適合するように、ヘッド内部に樹脂を入れている。しかしながら前作と異なるのは、カップフェースと言って、フェースを板材にしてヘッド本体と溶接するのではなく、フェースとヘッドの一部を一体にして製造していて、フェースの反発性を高めるために、フェースの内部をコンピューター制御のミーリングでヒールよりの反発を高めている。
ヒールよりの反発を高めるとトゥ寄りはもっと反発が高くなってしまいルール違反になってしまうので、トゥ寄りから樹脂を挿入してルール適合にしている。
このため、前作まではフェースに2カ所樹脂を入れる穴がありましたが、今回はフェースではないトゥ寄りの1つの穴から樹脂を入れているので、フェースには穴を塞いでいる部分がない。
ツイストフェイス
今まで通りのツイストフェイス構造により、芯を外しても方向性が悪くならずに直進性が高い。
スピードポケット
これも前作同様ですが、ソールのフェース寄りにスリットを作ることにより、ヘッド下部に当たった時も反発を高めることができる。
イナーシャジェネレーター
これも前作からある機能ですが、ソールにある突起で、ダウンスイングが振りやすいように空力を考えて作られている。
SIM2のヘッド部品は溶接されていない
今回のSIM2はヘッド部品が溶接されておらず、プラモデルのように組み合わせて接着されている。溶接していないので、溶接剤が不要なため、重量を軽くすることができる。その軽くできた重量を最適な部分に配分することができた。
SIM2ヘッド後方のウエイト
SIM2は16g
SIM2MAXは24g
SIM2MAX Dは22g
SIM2 3タイプのそれぞれの特徴
SIM2は中弾道で低スピン
SIM2MAXは高弾道低スピン
SIM2MAX Dは高弾道中スピン
SIM2ドライバーの価格
76,000円(税別)
SIM2ドライバーの発売日
2021年2月19日
SIM2フェアウェイウッド
SIM2のフェアウェイウッドはSIM2、SIM2MAX、SIM2MAXDの3タイプ
SIM2フェアウェイウッドの特徴
チタン
強弾道
ロフト調整機能ホーゼル(±2度)
3Wヘッド体積170cc(前作より10cc小さい)
価格 50,000円(税別)
SIM2 MAXフェアウェイウッドの特徴
直進性が高い
フルーテッドホーゼル(軽量のホーゼルのためより低重心化)
3Wヘッド体積 190CC(前作より5cc大きい)
価格 40,000円
SIM2 MAX Dフェアウェイウッドの特徴
高弾道&ドロー設計
ショートホーゼル(ホーゼルを軽くすることにより高弾道とつかまりをよくするために重量を使用)
3Wヘッド体積195cc(前作よりも5cc大きい)