ゴルフ場でスライスが出たときの応急処置7つの方法
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前日の練習場でとても調子が良くてまっすぐな球筋だったのに、次の日にゴルフ場に行ったら、朝からなぜかスライスが出てしまったり、ラウンドの途中で突然スライスが出てしまったりして困ってしまったことはありませんか?
少しのスライスであれば、その曲がりを計算して、少し左を狙ってショットすればいいスコアでラウンドすることができますが、あまりにひどいスライスだとそういう狙い方ができないときもあったり、どうしてもフックを打ちたいときもあります。そこで突然スライスが出たときの応急処置の仕方を解説させていただきます。
Contents
なぜスライスが出てしまうのか
スライスが出てしまう原因はアウトサイドインの軌道です。なぜアウトサイドインの軌道になってしまうかというと、その要因は2つあります。それはバックスイングで肩の回転が浅くなってしまうのと、切り返しのタイミングが早くなってしまうことです。
バックスイングで肩の回転が浅くなってしまうと、トップで手の位置がアウトサイドになってしまいますので、ダウンスイングは当然アウトサイドから降りてきてしまいますので、アウトサイドインの軌道になります。
切り返しのタイミングが早くなってしまうと、ダウンスイングで肩が左(ダウンスイング方向)に回転し始めるのが速くなってしまいます。トップの手の位置は高いところにありますが、その位置から肩の回転が始まってしまうと、アウトサイドインの軌道になってしまいます。
正しい軌道でクラブを振るには、切り返しで腰が少し左に動きそれから肩が左に回転し始めます。この腰が少し左に動く動きで手の位置が少し低くなり、そこから肩が回転し始めることにより、正しいクラブヘッドの軌道になります。
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ゴルフ場で突然出るスライスへの原因
ラウンドしていてそれまでスライスは出なかったのに、突然スライスが出てしまうことがあります。その原因は、疲れだったり、景色だったり、ボールを早く見る動きだったりします。
疲れてくると、いろんな動きのミスが出ます。例えば、疲れてくるとバックスイングでの肩の回転が浅くなりやすくなります。疲れてくると、アドレスで背中が丸くなってしまいます。そうすると、肩を回転しにくくなってしまいます。そうするとアウトサイドインの軌道になり、スライスがでてしまいます。
また、打ったボールを早く見たいという気持ちが強いと、ダウンスイングで顔が早く左を向いてしまいますので、肩も早く左に回転し始めてしまいますので、アウトサイドインの軌道になりスライスが出てしまいます。
ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 グリップ
スライスが出てしまう原因は、フェースの向きに対するクラブヘッドの軌道がアウトサイドインになっていることですので、応急処置の方法は大きく2つあります。フェースの向きを開かないようにすることと、アウトサイドインの軌道を変えることです。
まずフェースの向きですが、開かないようにするために一番最初におこなっていただきたいのは、グリップ(握り方)をかえることです。握り方を変えればそれだけでフェースが開かなくなります。
スライスしているようであれば、ウィークグリップになっている可能性が高いので、スクエアもしくはフックグリップ(ストロング)に握るようにしてください。
グリップを変えるのは球筋を大きく変えますので、ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置としてはとても効果があります。グリップを変えるのは、違和感がありますが、アドレスで変えるので確実に変えることができます。スイング中の動きを何か変えようとすると、とても大変で変えようとしてもなかなか変わらないのですが、アドレスで何かを変えるというのは簡単にできてとても効果がある方法です。
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ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 1.重心の位置
グリップの他にアドレスでできることとしては、重心の位置を変えることです。アドレスで左足重心になっていると、クラブヘッドの軌道がアウトサイドインになりますので、スライスしやすくなります。
アドレスで右足に重心をかけるようにすると、クラブヘッドの軌道がインサイドアウトになるので、球がつかまりやすくなり、スライスが減ります。特にドライバーの時には効果を発揮します。
アイアンで右足に重心をカケスすぎてしまうと、ダフリやすくなりますので、ドライバーのみで行っていただくといいです。
ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 2.右を向く
アウトサイドインの軌道になってしまうのは、体の向き全体か、体の一部が左を向いていると、アウトサイドインの軌道になり、スライスしやすくなってしまいます。スタンスの向き、腰の向き、肩の向きが左を向いていないか確認していただき、左を向いているようであれば、体の右サイドを少し引くようにしてください。
ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 3.右のつま先を開く
そしてアドレスで右のつま先の向きを開いてオープン(右のつま先を右に向けるよう)にすると、スライスが減ります。右のつま先がオープンになると、バックスイングで肩を回転させやすくなりますし、インパクトでも体が開きにくくなりますので、クラブヘッドの軌道がアウトサイドインになりにくくなりますので、スライスが出にくくなります。
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ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 4.テークックで左脇を締める
スイング中にフェースが開かないようにしたいのですが、まずテークバックでフェースが開かないようにしてください。テークバックで左脇をしめていただき、フェースが地面を向いたままテークバックするようにしてスイングをスタートさせてください。
スイングのスタートでフェースを閉じるようにすると、インパクトでもフェースが開きにくくなりますので、スライスしにくくなります。
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ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 5.切り返しで左脇を締める
またフェースが開かないように意識していただきたいタイミングがもう一つあります。それは、切り返しでフェースを開かないようにしてください。切り返しで左の脇を締めるようにすると、フェースが閉じます(フェースが地面の方を向く)。
そうすることにより、スライスが出にくくなります。テークバックも切り返しも左の脇を締める動きはとても簡単にできますので、是非やってみてください。
ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 6.切り返しで下半身リードさせる
そしてスイング中で意識したいのが、インパクトで上体が開かずに胸がボールの方もしくは少し右を向いたままインパクトするイメージを持ってスイングしてください。そのためには、切り返しで下半身をリードさせて、まず腰が左に動きその後腰が左に回転をし、そのあとで肩が左に回転するようにしていただくとアウトサイドインの軌道になりにくいので、スライスしなくなります。
この動きはスライスを直すにはとても有効で、本質的な事なのですが、ゴルフ場でいきなりやるには少し難しいので、練習場でしっかりと練習をしていただいてからおこなったほうがいいです。
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ゴルフ場で突然出るスライスへの応急処置 7.インサイドアウトの軌道をイメージする
あとは、クラブヘッドの軌道がアウトサイドインにならないように、素振りで極端にインサイドアウトに振るようにしてください。そして、実際にボールを打つときにも、インパクト付近でインサイドアウトの軌道をしっかりとイメージしてその軌道で振れるように意識してボールを打つようにして下さい。
ゴルフ場で突然スライスが出たときの応急処置
1.フックグリップに握る
2.右足に重心をかける(ドライバー)
3.体の向きを右に向ける
4.右のつま先を開く
5.テークバック、切り返しで左脇を締める
6.切り返しで下半身リードさせる(肩を開かない)
7.インサイドアウトの軌道をイメージする
まとめ
コースでスライスが出たらその球筋を生かして、スライスを計算して左を狙ってコースを攻めていただくのがいいのですが、スライスがとても大きい時や、どうしてもスライスを直したいときには、今回ご紹介した7つの方法を試してみてください。
試していただくときには、あまりいくつもいっぺんにやってしまうとスムーズにクラブを振れなくなってしまいますので、1つずつ試すようにしてください。
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