ラウンド前日の練習でやっておきたいこと
ラウンドの前日に慌てて練習場に行く人は多いと思いますが、ラウンド前日の練習で何をしたらいいかをご説明します。
まずラウンド前日に練習したからといっても、1日でスイングが変わり、劇的によくなることはありません。
良くなることがないから練習しないのはもったいないです。
またラウンド前日の練習では、あまりスイングを変えないようにしてください。
前日にスイングを大きく変えると、次の日にいろんな球筋が出てしまい、スコアをまとめられなくなります。
今、持っているスイングであまり細かいことは気にせずに、気持ちよく振ったら、どんな球筋が出るのかよく確認してください。
打ち出しの方向がどこに出て、曲りがどっちにどれだけ曲がるかをよく見ておいてください。
例えば、打ち出しの方向が狙った方向よりも、10ヤード左に打ち出して、右に5ヤード曲がるというようにどんな球筋になるのかを確認してください。
これを見ておけば、次の日コースに行ったときに、狙った方向よりも5ヤード左を向いて打てば狙った方向に球がいきます。
番手によって曲がる幅が違うので、番手別にどういう球筋になるかよく確認しておいてください。
あとラウンド前日の練習でやっておきたいことは、アドレスのチェックです。
スイングはアドレスが変わることにより変わってしまいます。いつもと同じようにアドレスできているかをチェックしてください。
スイングで注意することは、タイミングです。いつもと同じタイミングでスイングするように心掛けて練習してください。
あと前日の練習として有効なのが、明日回るコースを想定した練習です。
知っているコースで、どんな番手をよく使うか分かればその番手をよく練習してください。
知らないコースでも、コースの案内を見て、ショートホールがどの位の長さか確認して何番を使いそうか予測して練習しておいてください。
また想定される事を練習しておいてください。
打ち下ろしのショートホールがあったり、風が強いのが予想できれば、低い球の練習をしたりしておいてください。
このようにラウンド前日の練習はスイングを変えるのではなく、アドレスをチェックして、タイミングに注意しどんな球筋が出るのかを確認しておいてください。
そして次の日によく使いそうな番手で、想定されることを練習しておいてください。
あと前日の練習で注意することは、ボールをたくさん打ちすぎてどこか体が痛くなることがないように、程々の練習を心がけてください。