アーコスキャディ(Arccos Caddie)を使ってみた感想
ゴルフがなかなか上達しない・・・。練習はしているんだけどなぜかスコアがなかなかよくならない・・・。上手くならない原因はいろいろありますが、練習はしっかりとしていても、練習の内容が間違っている可能性があります。
スコアをよくするためには、まずスコアを崩している原因が何なのかを突き詰める必要があります。ドライバーでスコアを崩しているのか、パッティングでスコアを崩しているのかなど、自分で分析しなければなりません。
しかしながら、自分のゴルフをしっかりと客観的に分析するのはとても難しいです。自分ではウィークポイントだと思っていても、実際にはそうでなかったり、自分では得意だと思っていても実際にはスコアを崩している原因になっていることもあります。
自分のゴルフをしっかりと分析するのにとても有効なのがアーコス キャディ(Arccos Caddie)です。そこで実際にアーコス キャディ(Arccos Caddie)を使ってみたのでその様子をレビューします。
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Contents
アーコスキャディとは
アーコス キャディ(Arccos Caddie)とは、14本のクラブにグリップエンドにセンサーを取り付けてラウンドすると、全てのショットが保存されます。1打目のドライバーがどこに行って、セカンドショットをどこから何番で打って、パターは何回打ったのかなどが分かる製品です。
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アーコス キャディ(Arccos Caddie)を使ってみた
ラウンド前に、全てのクラブにセンサーを取り付けて、スマホにアーコスのアプリをインストールして、スマホとクラブをペアリングしてラウンドスタートしました。
ティーイングエリアでスタート前にスマホを見ると、しっかりと動いているようでしたので、ティーショットを打ちました。このホールは狭くて短いホールだったので、5番ウッドでティーショットしたのですが、引っ掛けてしまい、左の木に当たってしまいました。
セカンド地点につき残りの距離をレーザー計測器ではかったら166ヤードだったので、6番アイアンで打ちました。ナイスショットで、ピン横1mにつきました。おはようバーディーと思ったら右に外してしまいパー発進でした。
スマホを見ると、しっかりとセカンドショットの位置や距離が記録されていました。でも、パッティングの数が1になっており、手入力で修正しました。パター数の変更は簡単にできました。
2番ホールはロングホールなのですが、ティーショットはまずまずでしたが少し左のラフでした。かなり深いラフでしたので、セカンドショットは7番アイアンで打ち、3打目は5アイアンで打ってグリーンに乗らずアプローチもよらずパターも入らずにボギーでした。
この2番ホールの3打目はピンまでの距離は189ヤードだったのですが、もほぼレーザー距離計で測った数字(187ヤード)と同じでした。パター数の入力はこのホールもされておらず、次のホール迄、カートでの移動中にパター数を修正しました。
毎ホールスマホをチェックしながらラウンドしましたが、2回だけショットが記憶されておらず、手入力でショットを入力しました。パターは全てのホールで1パットになっていましたので、ホールアウト後に毎回修正しました。
後で知ったのですが、構えて1秒止まってからボールを打たないといけなかったようです。私は構えたらすぐにパッティングしてしまっていたので、パターが計測されていなかったようです。
お昼休みにレストランで、前半のホールをアーコスのアプリを見ながら振り返ったのですが、打った番手や距離がしっかりと記憶されておりその精度の高さにびっくりしました。
アーコス キャディ(Arccos Caddie)のメリット
アーコスのメリットは、なんといってもショットを記憶しておいてくれるということです。あとでラウンドを振り返ることができます。また、クラブ別の飛距離を知ることができます。特にドライバーの距離が分かるのはとても面白いです。
各番手の距離は自分で思っていた距離とほとんど同じでした。ただ、ドライバーの距離は思ったより飛んでいなかったです。MAXで270ヤードでしたので、MAXの距離は思っていた通りでしたが、その他のドライーバーの距離は自分が思っていた距離よりも飛んでいませんでした。
パーオン率や、パット数、左右、距離などどんなミスをしたかが数字で分かるので、自分のゴルフを客観的に振り替えることができます。
あとは、各部門別のハンデが出るのが面白いです。ドライビング、アプローチ、チッピング、バンカー、パッティングの部門に分かれています。
ドライビングはドライバーですが、アプローチというのはどうもグリーンを狙うショットという意味のようです。チッピングはグリーン周りのアプローチのようです。
私は、ドライビングが30+、アプローチは+7.3、チッピングは7.0、パッティングは3.7でした。スコアは76だったのですが、アイアンはよかったのですが、ティーショット、アプローチ、パターはいまいちでした。
あと、どちらの方向にミスショットしているかというのも分かります。左へのミスが多いのか、右へのミスが多いのか、ショートが多いのか、オーバーが多いのかが分かります。
5ラウンド以上アーコスを使用してラウンドすると、キャディ機能が使用できます。例えばショートホールで8番アイアンで打とうとすると、7番のほうがいいですよ。とか教えてくれるようです。
アーコス キャディ(Arccos Caddie)のデメリット
アーコス キャディ(Arccos Caddie)のデメリットですが、まず、スマホによっては対応していないものもあります。特にアンドロイドは対応しているかどうかよく確認していただいたほうがいいです。
たまに、ショットを計測していないことがあるので、その時には手入力する必要があります。計測されていないショットがあると、その後のショットも計測されないようなので、ラウンド中にスマホをちらちら見てちゃんと計測されているか確認する必要があります。
ラウンド後に修正することもできるのですが、ラウンド中に修正するためには、ある程度プレーに余裕がある人でないと使いずらいかもしれません。
そして、ラウンド中はスマホを左のポケットに入れていなければならないので、気になる人は少し邪魔になってしまうかもしれません。私はアーコスを使用する前から左のポケットにスマホを入れていることが多かったので、特に気になりませんでした。
あとこのアーコスを使用するとラウンド中のスマホのバッテリーの消費が多いです。私は96%でラウンドを開始してラウンド終了の時には48%になっていたので、48%もバッテリーを消費しました。まだスマホを変えてから6カ月くらいなので、古いスマホを使っている人はもっとヘリが早いかもしれません。念のためモバイルバッテリーを持って行ったほうが無難です。
アーコス キャディ(Arccos Caddie)を使ってみた感想
まずGPSを利用しての計測なので、距離などはそれほど正確ではないかと思っていましたが、思っていたより正確に計測されていました。しかしながら残りの距離等も表示されますが、レーザー計測器で計測したほうが正確だと思います。アーコスでの残りの距離などは、だいたいの目安だと思ったほうがいいです。
あと、私はかなり上手く動いたのですが、人によっては上手く動かなかったという人もいたので、特にアンドロイドのスマホを使っている人は、アーコスが対応しているかよく確認したほうがいいです。
対応している機種でうまく機能しないのは、おそらく計測できていないショットをすぐに手入力で修正できなかったのが原因かなと推測しています。計測されていないショットがあったらすぐにに修正すればいいのですが、修正しないとその後のショットも計測されないようです。
ラウンド後に、データーが色々取れるというのは、とても面白いですし、自分の弱点が分かるので上達にはとても役立ちます。自分で苦手だと思っていることと、実際は違うことがあります。
このアーコスは、コーチモードというものがあり、レッスンをしている人が、生徒さんのアカウントを知ることができれば、ラウンドの内容を見ることができるので、的確なレッスンをすることができます。
このアーコスはラウンド後に自分のデータを見るのがとても楽しみになります。あと、早く5ラウンドしてキャディ機能を使ってみたいと思います。