フィニッシュが決まらないときにチェックしたいポイント
ナイスショットを打った後に、フィニッシュをしっかりと決めて飛んでいくボールを見ているのはとても気持ちがよく、他の人から見てもとてもかっこいいものです。
しかし、コースでしっかりとフィニッシュを決めている人は、とても少なく、フィニッシュで静止できずにあとずさりしてしまったり、フラフラしている人がとても多いです。そこでどうしたら、かっこいいフィニッシュを取ることができるのか、気を付けたいポイントをご説明いたします。
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かっこいいフィニッシュになる4つのポイント
かっこいいフィニッシュはどんな形かというと、前傾角度はキープできていればとても綺麗で理想的なのですが、よほど体の柔軟性がないと、アドレスでの前傾角度をフィニッシュまでキープすることができないので、フィニッシュでは少し前傾が起きても大丈夫です。
まず左足のうえにまっすぐに立ちしっかりと重心がかかり、右足は、つま先で立っていて、足の裏が真後ろ(目標方向と反対方向)を向きます。フィニッシュでは重心のほとんどが左足にかかり、右足には重心がかかっていません。
昔は逆Cの字フィニッシュといって、体を後ろにのけぞるフィニッシュが主流の時もありましたが、今はI字フィニッシュといって、左足の上にまっすぐに立っているフィニッシュが主流です。右足は上げようと思えば上げれれるくらいがいいです。また左右の太ももはくっ付けます。
クラブは首筋のところに来て、後方から見て45度くらいにシャフトがなっているのが理想的です。
・右足はつま先で立っている
・左右のももはくっついている
・クラブは首筋にあり45度になっている
あなたのフィニッシュの手の位置は高い?低い?
フィニッシュでの手の高さは、どのようなスイングをしたかの結果です。他の高さが高ければ、インサイドアウトに振った可能性が高く、フックが出やすいです。また逆に、フィニッシュが低ければ、アウトサイドインに振っている可能性が高く、スライスが出やすいです。
後方から見たときに、フィニッシュでのシャフトの角度が45度よりも水平に近くなっていれば、手の位置は低くなり、アウトサイドインに振っていますし、シャフトが45度よりも立っていれば、(クラブヘッドが地面のほうを指していれば)インサイドアウトに振っています。
インサイドアウトになってしまう原因は、ダウンスイングで左足に重心のが乗らずに右足の上でボールを打っている可能性が高いですので、ダウンスイングでしっかりと左足に重心をかけてスイングするようにして下さい。
また、アウトサイドインになってしまう原因は、ダウンスイングで左に突っ込んでしまっているというのもありますが、バックスイングで肩の回転が浅かったり、切り返しのタイミングが早くなってしまうのが主な原因です。
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フィニッシュで静止できない原因は
フィニッシュでしっかりと止まっていると、とてもカッコいいのですが、なかなか止まっているのは難しいです。なぜ止まっていられないかというと、強くスイングしすぎているからです。つまり振りすぎです。
特に切り返し~インパクトで力が入ってしまうと、フィニッシュまで振り切ることができません。イメージとしては、インパクト~フォローで力を入れてフォローを早く振るイメージを持っていただくといいです。
インパクト以降に力を入れて、早く振るように意識していただくと、フィニッシュまでしっかりと振り切ることができます。
あともう1つフィニッシュで静止できない原因ですが、それは右足に重心が残ってしまうからです。右足に重心が残ったままだと、フィニッシュで立っていられることができます。
右足に重心が残ってしまう原因ですが、それは、ダウンスイングで左足に重心が乗る前に、体の回転が始まってしまうからです。つまり、タイミングが早くなってしまうと、フィニッシュで静止することができなくなってしまいます。
フィニッシュで左足がめくれる
フィニッシュで左足の内側がめくれてしまうのは、少しでしたらあまり問題ないですが、左足のつま先が全部めくれてしまい、左足は踵だけした地面についていない状態になってしまうと、あまりよくありません。
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フィニッシュを取りにくい場面
ドライバーでフィニッシュを取りにくい場面があります。それは、打ち上げのホールや、逆光の時です。打ち上げのホールはどうしても、ボールを高く上げたくなってしまいますので、右足に重心が残りやすくなってしまいます。
逆に打ち下ろしのホールは左足に重心を乗せ少なるので、フィニッシュをしっかりと決めやすくなります。ですので、打ち上げのホールもあまり高い球を打とうとせずに、低い球を打つイメージで振っていただくと、フィニッシュを取りやすくなります。
そして逆光の時には、打ったボールが見にくいので、早く打ったボールを見つけたいので、顔が上がるのが早くなり、右足に重心が残りやすくなります。逆光の時には、同伴者にボールを見ていてもらうように頼んで、自分ではボールを見ないようにしてスイングしてください。
フォローが途中で止まってしまう
フィニッシュを最後まで振り切るようにするには、フォローを早く振る意識も必要ですが、肩をしっかりと回転させるようにして下いさい。そのためには、右肩をしっかりと回して、右肩を目標方向に向けるようにスイングすると、大きなフォローが取れ、フィニッシュまで振り切ることができます。
フィニッシュまでしっかりと振り切れえるようにするための練習方法は、ゴルフの素振り用のバットなどの重いものを振るといいです。バットのように重いものは、バットに引っ張られて、フィニッシュまで振り切ることができます。
バットなどの重いものを振るときには、早く強く振るよりもゆっくりと大きなスイングをするように意識して素振りを行ってください。
また素振り用のバットがない時には、クラブを2本一緒に持ち、ゆっくり大きく振ることを意識して素振りしてください。
そして、右足をしっかりと上げてつま先立ちすることにより、肩をフォローで回転させやすくなりますので、右足も意識していただくといいです。
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まとめ
スイングがきれいに見えるにはポイントがあります。それは、アドレス、トップフィシュの形が綺麗な形になっていると、スイング全体がきれいに見えます。
アドレス、トップ、フィニッシュは止まっているか、ゆっくりな動きなので、よく見ることができます。それ以外のとこ炉は、動きがとてもはやいので、あまりよくみることができません。
ですので、アドレス、トップ、フィニッシュの3つのポジションがきれいな形になっていると、きれいなスイングに見えますし、最初と最後と、真ん中がきれいだとそれ以外の部分もきれいな形になりやすいですので、3つのポジションがきれいになるように意識してください。
またフィニッシュをしっかりと取り、飛んでいくボールを見ているのは、とても気持ちがいですので、是非この記事を参考にしていただき、きれいなフィニッシュが取れるように練習をしてみて下さい。
一度鏡に向かって素振りをしていただくと、自分がどんな形でフィニッシュしているかが分かりますので、是非やってみてください。またコースではどんなフィニッシュを取っているのか、知るために、スマホで自分のスイングを誰かに撮影してもらい、見てみてください。
自分ではやっているつもりの動きと、実際の動きには少し違いがありますので、比べてみていただき、どんな感覚で振った時が理想のフィニッシュになるのかを体感していただき、理想のフィニッシュに近づけていってください。
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