テーラーメイドのM5とM6の試打レポート買うならどっち?
テーラーメイドのM5とM6ドライバーが発売になりますが、果たしてどんなクラブなのか?試打してきたのでそのレポートをさせていただきます。
Contents
新テクノロジー「スピードインジェクション」とは?
今回M5とM6のドライバーに新たに搭載されたのが、スピードインジェクションです。このスピードインジェクションはボール初速が上がるということなのですが、これは、まずフェースを薄く作り、一度クラブの反発係数が、ルール違反になるように作ります。フェースは前作よりも20%薄くなっています。
そのままでは、使用できないので、フェースの赤いネジのところからレジンを注入して、ルール適合限界まで反発係数を上げる新テクノロジーです。
普通にフェースを薄く作ると、個体差があるので、ルール適合になるものと、ルール違反になってしまうものが出てしまいますので、あまり極限まで薄くすることができませんが、テーラーメイドの新テクノロジー「スピードインジェクション」により、すべてのクラブをルール適合ギリギリに作ることができます。
ちなみにフェースにある赤いネジは構えたら全く気になりませんでした。
ツイストフェイス
前作のM3とM4から搭載された「ツイストフェイス」は今回のM5とM6にも採用されています。ツイストフェイスとは、簡単にいうと打点がヘッドのセンターに当たらなくても、球筋を調整してくれる機能です。
トゥ寄りにボールが当たると、低いフックになってしまうのですが、トゥ側のロフトを少しおおめにつけることにより、低いフックになるのを防ぎます。逆にヒール寄りに当たると、高いスライスが出てしまうのですが、ヒール寄りのロフトを少なくすることにより、高く上がりすぎるのを防ぎます。
このようにヒール側とトゥ側でねじれているので「ツイストフェース」と言われているのですが、普通に見ただけでは全くねじれているようには見えません。
ロフトを調整
ネックのところにアジャスターがついているので、ロフトを2度調整することができます。
テーラーメイドドライバーM5は調整機能付き
M5はヘッドにカチャカチャがついているので、重心位置を変更することができます。この調整機能ですが、前作の「Yトラック」よりも、可動域が広がっている「リバースTトラック」を採用しているので、前作よりも大きく重心位置を変更することができます。
「スピードインジェクション」と「ツイストフェイス」が搭載されているので、飛距離が出てと直進性があります。
テーラーメイドドライバーM6はオートマチック
M6はカチャカチャはついておらず、オートマチックなクラブです。「スピードインジェクション」と「ツイストフェイス」が等されていて、徹底した低重心化により、飛距離性がアップしました。
試打レポート
実際に打つ前のイメージでは、「カチャカチャ」がついているM5のほうが、ヘッドスピードが早い人に対応しているということだったので、私はヘッドスピードが46m/s位なので、M5のほうがあっているかなと思っていたのですが、実際に両方打ってみたらM6のほうがよかったです。
ヘッドの形や、打感は両方ともそれほど変わりませんでした。なぜ、M6のほうがよかったかというと、飛距離が出ていたからです。かなりの距離の違いがありました。
M6は269YでM5は256Yでしたので、13Yも違いました。ミート率がM6が1.43でM5が1.40だったので、その違いが距離の差になったということもあります。ただヘッドスピードはM6は46m/sでM5が47m/sでしたのでやはり私には、M6のほうが距離が出るようであっています。
芯に当たっていなかったというのもありますが、M6のほうが芯に当てやすかったということも言えます。M5ツアーというのもありますので、こちらも打ってみたかったです。
シャフトは今回はツアーAD VR-6のSで試打いたしました。このシャフトは打てないことはありませんが、少し硬く感じました。今回はM5,M6のクラブに、スピーダー661 エボリューションを取り付けて打つことができなかったのですが、他のヘッドにスピーダー661 エボリューションが付いたクラブを打ったのですが、私はスピーダー661 エボリューションのシャフトのほうが、少ししなりを感じていい感じでした。
M6にスピーダー661 エボリューションが付いたクラブが一番私には合うようでした。
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