ゴルフ前半よくても後半悪くなってしまう原因と対策
前半は調子が良くていいスコアでラウンドすることができて、お昼ご飯を食べて後半もいいスコアでラウンドして、「ベストスコアを更新するぞ」と思っても、後半はなぜかあれだけ調子がよかったショットが崩れてしまい、パットも決まらなくなってしまい、ベストスコアどころか、いつものスコアよりも悪くなってしまったことはありませんか?
なぜお昼ご飯を食べただけなのに、後半こんなにも変わってしまうのか?その原因と対策について解説させていただきます。
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Contents
後半悪くなってしまうのは疲れ
後半スコアが悪くなってしまう一番の原因は疲れです。自分ではそれほど疲れていないと思っていても、実際には、体は疲れています。疲れてしまうと、集中力がなくなってしまうのが、スコアを崩してしまう原因です。
前半は体力があるので、集中力もあるのでコースの状況をしっかりと把握することができますので、コースマネージメントがよくなりますし、アドレスも正しく構えることができます。またスイングも下半身がしっかりとしているので、ナイスショットを打つことができます。
一方後半になって疲れてくると、コースの状況を正しく把握することができなくなってしまいますし、アドレスした時のほんの少しの違いを感じることができなくなってしまいますし、疲れていると、下半身の踏ん張りがきかなくなってしまい、ミスショットが出やすくなってしまいます。
ラウンド後半に出てくる自分の傾向を知る
まずラウンド後半に出やすい、ミスショットの傾向を掴んでください。例えば、ラウンド後半になると、ダフリやトップが出やすいのか、疲れてくるとフックが出やすいのか。それともスライスが出やすいのかなどを把握してください。
18ホール同じようにスイングしているつもりでも、実際にはスイングか変わっていることがあります。そうすると、当然球筋が変わってしまい、前半は出なかったミスショットがでてしまいます。
後半といっても、何ホール目から変わるのかも確認してください。もしいつも○○ホールから球筋が変わるという傾向があれば、それを知っていれば対応しやすくなります。
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ラウンド後半は何が変わってしまうのか
ラウンド前半と後半で変わっってしまうのは、アドレスが変わってしまうのが多いです。アドレスが変わってしまうことにより、スイングが変わってしまいます。
ラウンド前半と後半で何が実際に変わっているのかを調べるために、実際に、前半と後半のスイングをスマホで撮影してみてください。そしてそれらの動画を見比べてみて下さい。
まず比べていただきたいのは、アドレスです。アドレスが変わってしまっていることはかなり多いので、アドレスの何が変わってしまっているのかをチェックしてみてください。
スマホで撮影したスイング動画をチェックするのはこちらの記事でご紹介しているアプリが使いやすいです。
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アドレスの中でも特にチェックしていただきたいのが、背筋の伸ばし具合です。どうしても疲れてくると、背筋が曲がってきます。そして疲れてくると、前傾の角度も変わってきてしまいます。
また重心の位置も確認してください。左右の重心の位置を調べるために、頭の位置を確認してください。アドレスで鼻筋の位置に、地面と直角に地面まで線をかいてください。
この線がラウンドの前半と後半で、足のどこにいているかをチェックしてください。この線が左足によりすぎていたり、右足によりすぎていたりしないか、前半と後半でどのように変わっているかを確認してみてください。
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ラウンド後半出球筋が変わってしまう スライス
ラウンドの前半はほとんどまっすぐな球筋でも、後半は、スライスが出てしまうことがあります。なぜ後半にスライスが出てしまうのかということですが、原因は大きく3つです。
その3つとは、肩の回転不足、タイミングが早くなってしまう、起き上ってしまうことの3つです。まずスライスが出てしまうのは、アウトサイドインの軌道がになってしまうからです。
アウトサイドインの軌道だと、ボールをカットしてしまうので、スライス回転がかかってしまいます。アウトサイドインの軌道になってしまう原因ですが、バックスイングで肩の回転不足が原因です。バックスイングで肩の回転が不足してしますと、トップで手の位置がアウトに挙げってしまいますので、そのままダウンスイングを行うと、アウトサイドインの軌道になってしまします。
ラウンド前半はしっかりと肩を回転できていても、疲れてきて肩の回転量が少なくなってしまうと、スライスしてしまいます。
また、切り返しのタイミングが早くなってしまうと、アウトサイドインの軌道になってしまいます。どうしても、ラウンド後半に疲れてくると、切り返しでクラブが下りてくるのを待てずに、肩が左に回転してしまうと、アウトサイドインの軌道になってしまいスライスが出てしまいます。
特に腕や手に力が入ってしまうと、アウトからクラブが下りてきますので、切り返しで腕や手に力を入れないように気を付けてください。特に意識していただきたいのは、クラブを握る強さです。切り返しで強く握ってしまうと、アウトから入ってしまいますので、握る強さを変えないようにしてください。
もう1つの原因は、スイング中に起き上ってしまうことです。特にダウンスイングで起き上ってしまうと、手が浮いてしまい、フェースが開いてしまいます。
ダウンスイングで起き上ってしまうのは、ラウンド後半に疲れてしまい、アドレスでの前傾角度が深くなり、スイング中に起き上りやすくなります。
あとアドレスでの前傾角度が正しくても、前傾しているよりも直立したほうが楽なので、どうしてラウンド後半に疲れてくると、前傾がおきてしまいやすくなります。
ダウンスイングで起き上らないようにするには、おなかを前に出さないように気を付けてください。ダウンスイングでおなかを前に出してしまうと、前傾角度が起き上ってしまいますので、おなかを出さないよに切り返しで意識して下さい。
後半疲れてきても、アドレスをしっかりと取っていただき、肩をしっかりと回転させていただき、タイミングが早くならないようにして、前傾をキープしてスイングして下さい。
・タイミングが早い
・起き上り
ラウンド後半出球筋が変わってしまう フック
ラウンド後半に疲れてくると、フックが出てしまうこともあります。なぜフックが出てしまうかというと、原因は大きく2つあります。その2つとは、右足重心でインパクトしてしまうことと、肩の回転が止まってしまうことの2つです。
まず右足重心でインパクトしてしまうということですが、アドレスから右重心で構えてしまっている可能背がありますので、アドレスをチェックっしてください。
右足重心で構えてしまうと、バックスイングがインサイドに入りやすくなり、ダウンスイングもインサイドから下りやすくインサイドアウトの軌道になりやすいです。
インサイドアウトの軌道になってしまうと、フック回転がかかりますので、フックしてしまいます。
またアドレスは正しく構えられていても、右足重心でインパクトしてしまいます。まずバックスイングで右に大きく動きく動きすぎてしまうと、ダウンスイング~インパクトで、左にしっかりと重心を移動させることが難しくなってしまうので、右足重心でインパクトしやすくなります。
あと、バックスイングは正しくできても、ダウンスイングで左にしっかりと重心を移動できないと、右足重心でインパクトすることになってしまいます。
どうしても疲れてくると、ダウンスイングで左に重心を移動しにくくなりますので、右足重心になってしまい、インサイドアウトの軌道になってしまったり、フェースがかえりすぎてしまいフックしてしまいます。
そして、ラウンド後半になって疲れてくると、体が動かなくなってきますので、肩の回転量が少なくなります。特にダウンスイング以降に肩の回転が止まってしまうと、腕が返りすぎてしまい、フェースも返り球が左に飛んでしまいます。
ラウンド後半にフックさせないようにするには、まずアドレスを正しくしていただき、しっかりと肩を回転させて、重心を意識してスイングして下さい。スイングの重心は、バックスイングでは右足内側に重心をかけ、ダウンスイングでは左足内側に重心をかけるようにしてください。
・右重心のインパクトになる
・肩の回転量が少なくなる
まとめ
このように、ラウンド後半はどうしても疲れてきてしまいますので、いろんなミスショットが出てしまいます。自分では疲れていないと感じても、実際には疲れれていて、アドレスの形が変わってしまったり、体が動かなくなってしまったりすると、後半調子が悪くなってしまいますんので、是非この記事を参考にしていただき、ラウンドの後半もいいスコアを出してください。