ゴルフコースに出ると打てない5つの原因と対策
練習場でナイスショットを連発しているので、コースでも上手く打てるだろうと思って、コースにで出てみると打てなくてお悩みではありませんか?
練習場ではあまり曲がらずに、距離もそこそこ出ているのに、なぜかコースに出ると打てなくなってしまうということは、だれでも一度は経験していると思います。そこで、なぜ練習場で当たるのに、コースに出ると打てなくなってしまうのか解説させていただきます。
Contents
練習場で当たっているという錯覚
練習場ではナイスショットが出ていると思っても、実際にはナイスショットではないこともあります。打ったボールを見ていると、まっすぐで距離もそこそこでているので、ナイスショットだと思ってしまうのですが、実際にはダフっている可能性があります。
練習場のマットだと、ダフってもクラブヘッドが滑るので、上手くボールにあたり、飛んでいく球もそれなりに飛んできます。ダフッているかどうかを判断する基準は音です。
ボールだけを打っている音がしていればいいのですが、マットをたたく音がしていると、ダフッています。マットをたたくと、「バシッ」といい音がして、感触もボールをしっかりたたいたような感触があるのですが、あまり大きな音がしているときは、ダフッてマットをたたいている可能性があります。
正しくボールを打っているときには、「コツッ」という音がします。今まで「バシッ」と打っていた人は、トップしたと感じるかもしれません。正確にいうと、ボールと打った「コツッ」という音の後にマットをたたく「バシッ」という音がすればOKです。
イメージとしては、クラブヘッドが地面に触れずに、ボールだけを打つようなイメージで練習してみてください。
コースに出ると打てない原因
コースに出ると打てなくなってしまう原因を以下にまとめてみました。各項目について解説させていただきます。
・傾斜に対応できていない
・芝のライに対応できていない
・リズムやテンポが悪い
・振りすぎている
コースに出ると打てない原因 ボールの行方が気になる
コースに出ると打てなくなってしまう原因は、ボールの行方が気になってしまい、スイングが変わってしまい上手く打てなくなってしまいます。
練習場で例えば7番アイアンを打っていると、まっすぐ飛んだかどうか、当たりはよかったかどうか、だいたいいつもの距離は出ているかくらいしか気にしません。しかし、コースでは、池があったり、バンカーがあったりして、それらのハザードにつかまらないかとドキドキしながらショットしてしまったりします。
当たりがよくて、まっすぐに飛んで行ったとしても、ほんの少しの距離の違いで池に入ってしまったり、グリーン手前のバンカーにつかまってしまったりします。また風もありますので、ナイスショットを打ったとしても、狙ったところにボールを運ぶことができないこともあります。
また少しの距離の違いで、グリーンに乗るのか、バンカーにつかまってしまうのかが決まります。その少しの違いがスコアの違いになってしまいますので、ボールの行き先がとても気になります。
ボールの行方が気になると、ボールがどこに飛んだか早く確認したくなり、インパクト前に顔が上がってしまったりすると、前傾が起きてしまってトップしてしまったり、右足に重心がかかってしまってダフリやトップが出てしまい、コースで上手く打てなくなってしまいます。
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コースに出ると打てない原因 傾斜から打てない
練習場とコースの違いはいくつかありますが、大きな違いはコースは傾斜があることがです。傾斜があるとボールを打つのが難しくなります。傾斜からも平は所と同じように打つと、なかなかうまく打つことができません。
傾斜からのショットで大切なポイントは、ボールの位置と、アドレスの仕方と、スイングの大きさの3つです。傾斜から打つときのボールの位置は、平らなところで打つときよりも少し右足寄りに置いてください。なぜかというと、傾斜からはダウンスイングで左に重心移動できないので右足重心で打つことになります、そすのでそ通常のボールの位置だとダフッてしまいますので、その分右足寄りに置いて下さい。
傾斜からはアドレスの仕方も変えなければなりません。アドレスが間違っていると、コースで上手く打てなくなってしまいます。傾斜から打つときには、基本的に地面に直角に立つようにしてください。
つま先上がりであれば、前傾角度を起こして構え、つま先下がりであれば、前傾を深くしていただき、左足上がりであれば、右足に重心をかけるようにし、左足下がりであれば、左足に重心をかけるようにしてください。
ただ左足上がりの場合は、地面に直角ではなく、地球に直角に立ていただいてもOKです。
そして、スイングの大きさもかなり重要です。傾斜からは、あまり大きなスイングをしないようにして下さい。傾斜からは、不安定なので、あまり大きく振ってしまうと、軸ブレしてしまい、上手くボールを打つことができません。傾斜からは、ハーフスイングかスリークォーターでスイングしてください。
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コースに出ると打てない原因 芝のライに対応できていない
コースでは芝の状況がいろいろあります。フェアウェイのように短く刈られているところもあれば、ラフのように長いところもあります。そして、ディボットのように芝が生えていないところもあります。
それぞれの芝のライにしっかりと対応できなければ、コースで上手くボールを打つことができません。ディボットのように芝が薄いところでは、特に注意が必要です。芝が薄い時には、ボールの位置をいつもの位置よりも少し右足寄りに置いてください。そうすることでナイスショットを打てる確率が上がります。このように芝のライの状況をよく確認して、しっかりと対応しないと、コースで上手く打つことができません。
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コースに出ると打てない原因 振りすぎてしまう
コースで上手く打てない原因としてかなり有力なのは、大きく振りすぎてしまっていることです。傾斜から大きく振らないようにすることはもちろん、平らなところでも振りすぎてしまっている可能性が高いです。
どうしてもコースでは、ボールを遠くに飛ばしたい衝動に駆られてしまいます。他の人よりも飛ばしたいとか、「飛びますね~」といわれたいとか、見えている池やバンカーを超えたいなどいろいろな要素がありますが、どうしてもコースでは飛ばしたくなり、大きく振りすぎてしまうことが多いです。コースでは無理に飛ばそうとせずに、ほどほどの距離を心がけてください。
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コースに出ると打てない原因 リズムやテンポが悪い
ゴルフスイングにおいて、リズムやテンポというのはとても重要です。練習場では、同じ条件で風もなくとても打ちやすい条件でボールを何度も打つので、リズムやテンポが一定になりやすいです。
しかしコースでは、風があったり、天気、、気温の違いがあったりしますし、1回打ったら歩いてボールのところに行かなければなりません。カートに乗ることも多いですが、カートを降りてからボールのところまでは、他の人を待たせないように、少し小走りで行かなければなりません。
小走りでボールのところまで行って、そのままボールを打つとリズムテンポが狂いやすくなります。ボールのところに行ったら1度深呼吸をして、呼吸と気持ちを落ち着かせてからボールを打つようにして下さい。
またリズムとテンポをよくするには、ボールを打つ前のセットアップの手順に気を付けていただくといいです。ボールを打つ前のルーティンをいつも同じにしていただくことにより、いつもと同じリズムとテンポで打つことができます。
まとめ
コースでナイスショットを打つのはとても気持ちがいいですので、是非この記事を参考にしていただき、コースで上手く打てるようになっていただき、ゴルフを楽しんでください。