ゴルフコースマネージメントの極意を知ればスコアがよくなる
ゴルフでいいスコアを出すためには、いろんな要素があります。もちろん、きれいなスイングで素晴らしい球筋を打てたり、アプローチの技術が高かったりすれば当然いいスコアは出やすいのですが、いいスコアを出すための要素は他にもあります。
一緒にゴルフに行くと、スイングは綺麗ではないし、迫力もないし、飛距離は出ないし、球は曲がるし、アプローチもそれほど上手くないんだけど、なぜかいつもいいスコアの人はいませんか?
そういう人は、ゴルフ経験が長いということがあると思いますが、コースマネージメントがいいからいいスコアが出ています。そこで、ボールを打つ技術がなくてもいいスコアでラウンドできるように、コースマネージメントの極意を解説させていただきます。
Contents
ゴルフコースマネージメントとは
コースマネージメントとは、コースをどのように攻めていくかということです。いいスコアを出すためには、当然、OBや池などをさけなければなりません。また、自分の球筋、技術、調子を考えてどのようにコースを攻めるのがいいか考えなければなりません。
コースの攻め方は、人によって異なります。上級者と初心者では異なりますし、飛ぶ人と飛ばない人でも異なります。上級者にとってはいいコースマネージメントでも、初心者にはよくないコースマネージメントもあります。
そして、同じ人でも、その日の調子や、天候などにより、コースマネージメントを変えなければならないこともあります。
・球筋を知る
・調子を見極める
・状況をしっかりと確認する
ゴルフコースマネージメントの極意 自分を知る
コースマネージメントというと、コースのことを考えてしまいますが、大事なのは、自分です。自分のことをよく知っていなければ、いいコースマネージメントをすることができないので、いいスコアを出すことができません。
ですので、コースマネージメントの極意は、自分をよく知っておくことです。自分の球筋はどんな球筋なのか?ドロー系なのかフェード系なのか?、高い球なのか、低い球なのか?、曲がる幅はどのくらいなのか?傾斜からのショットはどんな球筋が出やすいのか?などを知っておくことが大切です。
いいコースマネージメントをするには、自分の特徴をよく知っておくことです。自分は何が得意で、何が不得意なのかを正しく知っておくと、どのようにコースを攻めたらいいかが分かります。
やはり、自分の得意な技術を使ってコースマネージメントを考えてください。しかしながら、ここで気を付けなければならないのは、不得意であっても簡単なことを選ぶことです。
例えば、アプローチでピッチショット(高い球)を打つのが得意で、パターが不得意だったりすると、グリーンのすぐ近くからアプローチするときに、ピッチショットが得意だからといってサンドウエッジなどでピッチショットを選択するよりも、苦手であっても、パターで打てる時には、パターで打ったほうがいい時もあります。
逆に、一般的には難しいことでも、自分が得意であれば、結果がいいこともあります。基本的には、不得意でも簡単な事な打ち方を選択するのがいいですが、得意なことを選んだほうがいい場合もあるので、そこの見極めがとても難しいので、しっかりと、自分を知っているようにしなければなりません。しっかりと自分を知ることがコースマネージメントの極意になります。
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ゴルフコースマネージメントの極意 球筋を知る
まず球筋ですが、自分の球筋をしっかり把握しておくということはとても重要です。まず通常どんな球筋が出るのかを掴んでおいてください。打ち出しの方向は、どっちにどれくらい出て、曲がる方向はどっちにどのくらい曲がるのか、各番手ごとの飛距離はどのくらいなのかをしっかりと把握することがコースマネージメントの極意で、いいスコアでラウンドするためのコツです。
コースに合わせるというのも大事ですが、それよりも、自分の球筋でどのようにコースを攻めるかということを考えてください。自分の持ち球を生かすというのが、コースマネージメントの極意です。
例えば、右に池があるホールでは、スライスで攻めるよりも、フックで攻めて方が、池を避けやすいのですが、フックが持ち球ではない人が、無理にフックを打棟と思っても、よほど技術を持っていると人以外は、ミスしてしまいます。
フックを打とうと思っても、スライスしてしまったり、トップしてしまったり、ダフってしまったりしてしまっては、いいスコアでラウンドすることができません。
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ゴルフコースマネージメントの極意 調子を見極める
またその日の調子も見極めなければなりません。その日の調子によって球筋が変わります。いつもはスライス系の球筋なんだけど、体の周りが悪くなると、フックしてします日があるかもしれませんし、曲がる幅は日によって、当然変わります。また、インパクトでの重心の位置の違いにより、弾道の高さが変わることがあります。
朝の練習場でその日の調子を見極めてください。打ち出される方向、曲がる方向、弾道の高さなどをしっかりと確認して置いて下さい。ラウンド当日の朝の練習場では、準備運動という意味合いもありますが、その日の調子、球筋を見ておくというのが、主な目的です。間違っても、スイングを直して球筋を変えようとしてはダメです。
気持ちよくスイングした時に、出る球筋でコースを攻めていくのが、コースマネージメントの極意です。
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ゴルフコースマネージメントの極意 傾斜での攻め方
ゴルフ場は平らなところばかりではありません。むしろ平らなところはほとんどありません。傾斜からどのように攻めるかを考えるのも重要です。
傾斜からは出やすい球筋があります。一般的には、つま先上がりは左に飛びやすく、つま先下がりは右に行きやすく、左足下がりは右に球が飛びやすく、左足上がりは球が左に行きやすくなります。
しかしながら、逆の球筋が出てしまうこともありますので、それを計算して狙いどころを決めなければなりません。つま先上がりはほぼ左に球が飛びますが、つま先下がりは基本的には右に飛びやすいのですが、左に飛んでしまうこともあります。
つま先下がりは、足場よりもボールがあるところのほうが下なので、そこにアドレスするためには、つま先寄りに重心をかけることになるのですが、そうすると、平らなところよりも、手が前に出ることになるので、クラブのヒール側が下がることになりますので、フェースが右を向く形になります。その結果ボールが右に飛びやすくなります。
しかし、あまりつま先寄りに重心をかけずに、膝を曲げることによりクラブヘッドを下に下げて、ボールのところにクラブヘッドを持ってくるようにすると、あまりフェースが右を向かないので、あまり右に行かなくなります。また振り方もあります。傾斜からはあまり下半身を使わずに上体だけでクラブを振るような形となり、手打ちに近くなるので、インパクトでフェースが返りやすくなりますので、左に飛んでしまうこともあります。
ですので、自分はどういう状況だと、どういう球筋が出やすいかを、よく覚えておくことが必要になります。その出やすい球筋を生かして、狙いどころを決めるようにしていただくのが、コースマネージメントの極意です。
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ゴルフコースマネージメントの極意 状況をしっかりと確認する
ゴルフは風があったり、芝が薄いところ、ふさふさのところ、グリーンや、地面の硬さ、天候、気温などいろいろな条件を考慮しなければなりません。
いろいろな条件をしっかりと見極めて対応することでいいスコアがでます。また、1日の中でもいろいろ状況が変わります。その状況の変化をまずはしっかりと見極めることがコースマネージメントの極意です。
まとめ
コースマネージメントが良ければ、ボールを打つ技術がそれほど高くなくてもいいスコアでラウンドすることができますので、是非ボールをどのように打とうかと考えるだけでなく、どのようにコースマネージメントをするかについてよく考えるようにして下さい。
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