ゴルフ初心者が右に飛ぶ原因と対策を徹底解説
ゴルフを始めたばかりのころは、打った球が右に飛びやすく、右に行くのを直すのはなかなか大変です。右に行ってしまうと、狙ったところにボールを飛ばせないばかりでなく、飛距離も出なくなってしまいます。
あの弱々しいボールとおさらばしたいと思っていても、なかなか自力では直せないものです。そこでなぜ球が右に飛んでしまうのか?その原因と、修正するためのポイントとドリルを解説させていただきます。この記事を読んでいただき右に行ってしまうボールとおさらばしてください。
Contents
ゴルフ初心者はなぜ右に飛んで行ってしまうのか?
まず右にボールが飛んで行ってしまう球筋が出たときの、クラブの動きがどうなっているかですが、打ち出しから右に球が飛んで行ってしまうときには、フェースが開いて当たっています。開いて当たっているとは、フェースが右を向いているということです。そうすると打ち出しから右に飛んで行ってしまいます。
また打ち出し方向はまっすぐだったんだけど、右に曲がっていってしまうのは、クラブヘッドの軌道がアウトサイドインになっています。アウトサイドインに振ってしまうとスライスしてしまいます。
アウトサイドインについてはこちらの記事を参考にしてください⇒アウトサイドイン軌道の原因と直し方 3つのポイント
ゴルフ初心者はなぜフェースが開いてしまうのか?
それではなぜゴルフ初心者は、フェースが開いてインパクトしやすいかということですが、それはゴルフクラブの構造にあります。シャフトの先端にクラブヘッドが取り付けられているので、シャフトを持ってクラブを振ると、フェースが開く方向に力がかかりやすくなります。
ですので、普通に振ったらどうしてもフェースが右を向いて当たってします。ゴルフ初心者のほとんどは、このフェースの開きをなくすように操作しながらスイングしなければ、まっすぐボールを飛ばすことができません。
ゴルフを始めて間もない人は8~9割、打った球が右に飛びます。ゴルフを始めてすぐに左に球が飛ぶ人は非常にまれです。ゴルフ初心者のほとんどが右に飛ぶことで悩みます。
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右にボールが飛ばないようにするためのテークバック
ボールが右に飛ばないようにするには、フェースが右を向かないようにしなければなりませんが、そのためには、まずグリップを見直してください。
握り方というのはとても重要です。握り方を変えれば、フスイング中のェースの向きをすぐに変えることができます。チェックしていただきたいのは、親指と人差し指の間にできるしわの向きです。
このしわがアドレスでどこを向いているか確認してください。このしわが右耳の外側を指しているのがスクエアです。これよりもあごのほうを指している場合はうウィークグリップですので、そのまま打ったら球が見日に飛んでしまいますので、握り方を変えたほうがいいです。
次にチェックしていただきたいのが、テークバックです。クラブを上げるときに腕のローテーションが大きくなってしまうと、フェースが開いてしまいますので、インパクトでもフェースが開きやすくなり右に飛んでしまいます。
テークバックは腕を使いすぎずに、肩の回転で始動するようにしてください。そうすることでフェースが開くのを防ぐことができます。あと左脇を少し締めるようにしてあげていただくと、フェースが開きません。左脇が空いてしまうと、フェースが開いてしまいますので、テークバックは左脇をしめて、肩の回転で上げるようにして下さい。
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右にボールが飛ばないようにするためのダウンスイング
正しくトップまで上げられても、ダウンスイングでフェースが開いてしまってはボールが右に飛んでいってしまいます。ダウンスイングでフェースが開いてしまうのは、まず肩がダウンスイング方向に回転し始めるのが早いと、フェースが開いてしまいます。
ダウンスイングで肩が回転し始めるのが早いと、インパクトでは胸が左を向いた形になるので、振り遅れてフェースが開いてしまいます。またダウンスイングで軸が右に傾き、右の肩が下がると、フェースが開いてしまいますので、ボールが右に飛んで行ってしまいます。
ダウンスイングもテークバック同様に、左の脇をしめるようにすると、フェースが開きません。
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右にボールが飛ばないようにするには軌道を直す
打ち出しはまっすぐでも、右に曲がってしまうこともあります。なぜスライスしてしまうかというと、クラブヘッドの軌道がアウトサイドインからなのですが、なぜアウトサイドインになってしまうかですが、まずはバックスイングで肩の回転量が少ないからです。
バックスイングで肩の回転量が少ないと、トップの手の位置が正しい位置まで行かずに、アウトサイドに上がるので、ダウンスイングで少しでも肩がダウンスイング方向に動くと、手が前(アウトサイド)から下りてきてしまいます。
そして、ダウンスイングでは、腰と肩が一緒に回転を始めてしまうと、トップの手の高い位置から、いきなり肩が回転を始めてしまうと、手がアウトサイドから下りてきてしまいます。
正しいダウンスイングは、腰が先に動き出します。腰が先に動くことにより、トップの手の位置が真下に下がるので、その位置から肩が回転を始めれば、正しいクラブヘッドの軌道を通るようになります。
ですので、正しいクラブヘッドで振るためには、バックスイングで肩をしっかりと回転させ、切り返しで肩をダウンスイング方向に回し始めるタイミングが早くならないようにしてください。そうすることで、アウトサイドからダウンスイングが下りないようになってきます。
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ゴルフ初心者右にボールが飛んでしまう
右に飛んでしまうのにも、いろいろ種類があります。打ち出しから右に行ってしまう場合、打ち出しはまっすぐだけど、右に曲がってしまう場合、シャンクといって、打ち出しから右斜め45度に飛んで行ってしまう球筋です。
シャンクは「ペティッ」という独特の音が出て、手に残る打感はとても悪いです。シャンクについては、こちらの記事を参考にしてください⇒ゴルフのシャンクの原因と直し方徹底解説 2大原因を潰す
まとめ
ゴルフ初心者はどうしても、ボールが右に飛んでいきやすいですが、この記事を参考にしていただき、まっすぐな球筋が打てるようにしてください。
練習場では、真っ直ぐな球筋が打てるように練習していただくのですが、コースに行ったら真っすぐな球筋を目指すのではなく、右に曲がるのを計算して、少し左を狙ってボールを打って下さい。
コースでスイングを直して球筋を変えるのは、とても難しいです。難しいというか不可能です。コースで球筋を変えようとしてしまうと、上手くできずに、いろんな球筋がでてしまい、ぐちゃぐちゃになってしまいます。当然いいスコアはでませんので、コースに行ったら右に行くのを計算してコースを攻めるようにしてください。
そうすることで、いいスコアが出るようになります。いいスコアを出すというのが、ゴルフの一番の目的です。いいスコアがでれば、たのしくなり、モチベーションが上がりますので、練習をもっとやりたくなります。
ゴルフ初心者は、なかなか自分では右に飛んで行ってしまう球筋を、まっすぐにするのはとても難しいので、できれば、プロのレッスンを行けて下さい。それが一番早く、簡単に上手くなります。
ゴルフはやみくもに練習を続けていても、なかなか上達しません。正しい方法で繰り返し練習しなければ上手くなりませんので、是非正しく理解をしたうえで練習を繰り返してください。
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