ゴルフ初心者で野球経験者はここを意識できれば上達が早い
野球経験者にとっては、ゴルフはとても簡単そうに見えるのですが、やってみると難しいものです。野球のように動いている球ではなく、止まっている球なので、打つのはとても簡単そうなのですが、意外に思い通りに飛んで行かないものです。
ですが、野球経験者はゴルフの上手い人が多いです。それはバットを振る動きとゴルフクラブを振る動きに共通点があるからです。そこで、野球のスイングとゴルフスイングの共通点はどこで、野球のスイングの感覚と同じでいい部分と、変えなければならない部分を解説させていただきます。この記事を読んでいただければ、野球経験者はゴルフ上達のスピードが早くなります。
Contents
ゴルフスイングと野球のスイングの共通点
野球のスイングとゴルフスイングは、バットやクラブを振るということは同じなのですが、共通している部分と異なる部分の両方がありますが、まずは共通している部分について解説させていただきます。
ゴルフスイングと野球のスイングの共通点は、切り返しの動きです。この部分は両方同じです。切り返しの何が同じかというと、下半身が先行するということです。
これは野球もゴルフのスイングも同じです。しかしながら、野球はこの下半身リードの動きが簡単にできるのですが、ゴルフスイングの場合は、この動きが難しく、上半身リードのスイングになってしまいがちです。
ゴルフスイングの切り返しで下半身がリードする動きはとても大事で、下半身がリードすることにより、正しいクラブヘッドの軌道になりますし、力がボールに伝わるインパクトができるようになりますので、飛んで曲がらないスイングになります。
切り返しで下半身から動かすようにするには、なるべく早めに下半身を動かすことです。トップから下半身だけを動かそうとしても、上半身も一緒に動いてしまいます。そこでどうしたらいいかというと、バックスイングでまだ上半身がバックスイング方向に動いているときに、下半身はダウンスイングに入るようにします。
そうすると、下半身リードのスイングがしやすくなります。バックスイングで手がまた上がっている途中で、下半身をダウンスイング方向に動かすようにします。そうすると、下半身をダウンスイング方向に動かしても、上半身はバックスイング方向に勢いがついていますので、下半身と一緒にダウンスイング方向に動きません。
この動きは、野球のスイングと同じです。野球だと自然に下半身リードができています。野球だと、ピッチャーがボールを投げた直後に左足を左に踏み込み、上半身はバックスイングをとります。そしてボールをひきつけてからボールを打ちます。この動きは下半身はダウンスイング方向に、上半身はバックスイング方向に動いています。またボールをひきつけている動きはゴルフスイングのタメと同じです。
野球はこの動きが自然にできるのですが、ゴルフではなかなかそうはいきません。野球の場合はボールをひきつける動き、ボールが自分のところに来るまで待っていなければならないのですが、ゴルフの場合は、ボールは目の前にあるので、トップで待っていることができずにタメをつくることができません。
もっと分かりやすい状況としては、野球で２ストライクと追い込まれているときは、次のボールは対戦しているピッチャーが一番早い球を待つと思います。ですが、ここで緩いカーブが来たときには、左足は左にステップし下半身はダウンスイング方向に動いている状態で、上体はトップの状態のまま、ボールが自分のところに来るまでひきつけますが、この動きがまさにゴルフの切り返しの動きです。
下半身が先に動き、タメを作り、上体が遅れてダウンスイング方向に動く動きは野球とゴルフで一緒です。野球経験者でもこの動きをゴルフスイングで行うのはなかなか難しいですが、野球の動きを思い出していただければ、ゴルフスイングもしやすいはずです。
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野球とゴルフスイングの異なる点
では野球とゴルフで異なることはないかというと、一番の違いは、インパクトの時の重心の位置です。野球は右足に重心がある状態でインパクトしますが、ゴルフは左足に重心があります。
ゴルフは基本的に、地面にあるボールを打たなければならないので、インパクトの重心の位置は左足になります。野球ではインパクトで左に重心が移動してしまうと、つっこんでしまい、上手くボールを捉えることができません。
しかしゴルフは右足に重心があると、クラブヘッドの最下点がボールの右側になってしまうので、一度地面にクラブヘッドが振れた後に、ボールに当たるような形になるので、ミスショットになりやすいです。
ゴルフスイングでいつ左足に重心が移動するか
ゴルフスイングで左足に重心が移動するタイミングですが、それは、野球で言うと左足を左にステップするときです。この左にステップするときに、重心も一緒に左足に移動します。
この左に重心が移動するときには、腰も左に平行移動します。そして左足に重心が乗った状態で左足の上で身体を回転させるようにします。注意いなければならないのは、左に体重を移動させながら、体を回転させるのではなく、しっかりと左に重心を移動させてから回転するようにしてください。
やはり左に動きながら、ボールを打つというのはとても難しいので、左に重心を移動させてから回転してボールを打つようにしてください。
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野球経験者はなぜ飛距離が出るのか
「〇〇さんは野球をやっていたから飛ぶねー」なんて言われると、何となく納得してしまうと思いますが、なぜ野球をやっていると飛距離が出るかについて解説させていただきます。
まずプロ野球選手がゴルフをするとめちゃくちゃ飛びます。その要因は、まず体が大きくて、筋肉もあることがあげられます。やはり筋肉があれば飛距離を出すことができます。
そして、いつもはゴルフクラブよりはるかに思いバットを振っていますので、ゴルフクラブは軽いので、ビュンビュンと早く振ることができます。
それから野球経験者はもともと運動神経がいい人が多いことも、関係しています。運動神経がいいと、インパクトの１点で力を集中させることができますし、スポーツに自信を持っていますので、ゴルフも上手くできるはずだと思っていることです。
たとえ始めは上手くできなくても、自分なら絶対に上手くボールが打てるようになるはずだと思って練習をします。また、野球をやっていて、根性がある人が多いので、地道な練習もそれほど苦にならず続けることができるので、上手くなります。
ゴルフ初心者で野球経験者はここを気を付ければ上達が早い
野球経験者は、ゴルフが上手くなる要素がたくさんあるのですが、気を付けなければならないところもあります。それは野球経験者は運動神経がいい人が多いので、ゴルフをなめてしまうと上手くなれません。
特に気を付けたいのが、練習さえすれば自分で感覚を掴めて上手くなると思っていると、自己流になってしまい、なかなか上達しません。できれば、プロのレッスンを受けたほうが上達のスピードが早いです。
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まとめ
このように野球経験者は、特に切り返しの動きを意識して練習を行ってください。この切り返しの動きは、ゴルフでとても大事な部分で、スイングの肝となります。
野球ではごく自然に行っていますので、ゴルフでも下半身リードの感覚でボールを打ってください。ただその時に重心が右足に残らないように気を付けて下さい。
野球経験者は、この切り返しの動きがゴルフでもできるようになれば、上達のスピードがは圧倒的に早くなりますので、意識して練習してください。
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