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スイング中の頭の上下動の原因と直し方のポイント


ミスショットをしたら同伴者に頭が動きすぎだよなんて言われたことはありませんか?頭が動くのは、ミスショットの原因としてよく言われている原因の一つです。

ですが、スイング中に頭が全く動かないのも問題があります。実際プロのスイングを見ても頭が動いています。そこでスイング中に頭はどのくらい動いていいのかについて解説させていただきます。

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Contents

バックスイングでの頭の動き

スイングの軸は背骨になります。背骨を軸に体が回転します。ですのでバックスイングで後頭部はあまり動きませんが、顔は少し右を向くのが正しい動きです。

バックスイングで頭を動かさないようにと、顔の向きもアドレスと同じ向きを向いていると、肩の回転が浅くなってしまい、クラブヘッドの軌道がアウトサイドインになってしまったり、右足に重心が乗らずにリバースピボットになってしまったりします。

アウトサイドインの軌道になってしまうと、引っ掛けやスライスが出てしまいますし、リバースピボットになってしまうと、ダフリやトップが出てしまいます。そしていずれもボールを遠くに飛ばすことができません。

バックスイングで頭が下がってしまう

バックスイングで頭が下がってしまう原因は前傾角度と肩の回転方向と膝の使い方がよくないことです。

バックスイングでの方の回転方向ですが、肩が縦に回転してしまうと、左の肩が下がるようになってしまい、頭が下がってしまいます。正しい肩の回転方向は、背骨に対して肩が直角に回転します。

次にアドレスでの前傾角度ですが、浅すぎるとバックスイングで体がボールに近づきやすくなり頭が下がってしまいます。ですのでアドレスでの前傾角度を適正にしてください。正しい前傾角度はドライバーで30度でサンドウエッジで45度位になります。

バックスイングで左の膝が前に出すぎてしまって重心がつま先方向にかかってしまうと、バックスイング~トップで右足に重心が乗らなくなってしまい頭が下がってしまいます。

バックスイングでは左の膝を前に出さずに、膝がしらを右斜め前に向けるようにしてください。するすると、肩を回転させやすくなり、重心も右足にかけやすくなります。そうなることで頭が下がらなくなります。
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以上のように頭が下がってしまうのはアドレスでの前傾角度、肩の回転方向、膝の使い方がよくありません。いずれの場合も重心の位置を意識していたださい。バックスイングで、重心の位置がつま先方向や、左足にかかってしまうと、頭が下がりやすくなります。正しい重心の位置は、バックスイングで右足のかかと方向にかかります。

バックスイング頭が上がってしまう

バックスイングで頭が上がってしまうこともあります。この大きな原因は前傾角度と肩の回転方向が間違っていることです。アドレスでの前傾角度が深かったり、背中が丸くなっているとバックスイングで起き上ってしまいます。

アドレスでは背筋を伸ばして、適正な前傾角度にしてください。適正な前傾角度はドライバーで30度でサンドウエッジで45度位になります。

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肩の回転方向が横になてしまうと体が起き上がってしまい頭が上がってしまいます。肩の回転方向は、背骨に対して肩を直角に回転させて下さい。

バックスイングでの頭の上下動を防ぐには

バックスイングで頭が下がったり上がったりしないようにするためには、鏡の前でアドレスをして頭の高さが変わらないように、チェックしながらバックスイングを取る練習をしてください。

その際に注意していただくポイントは、前傾角度と肩の回転方向です。頭の高さが変わらないときに、どのような重心移動の仕方をしているかを意識しながら行ってください。

その時の重心移動の仕方を覚えておき、実際に球を打つときも同じ重心移動をするように意識すると、頭の上下動がなくなってきます。

また目をつぶって素振りをすると頭がどのように動いているのか感じやすくなりますので、是非やってみてください。その際にあまり強く振りすぎてしまったり、周りのものをクラブでたたいてしまうことのないように注意してください。

あと練習方法としてはバランスディスクに乗って練習するのも効果的です。バランスディスクはホームセンターやネットで数千円で打っている空気の入った円盤で、その上に乗るとフワフワするのでとても不安定です。

この不安定な状態でスイングすると、頭が大きく動くとバランスをとっていられないので、バランスディスクから落ちてしまいます。ですのでバランスディスクから落ちないように素振りをしたり、実際にボールを打ったりして練習してください。

そうすると頭上下動がなくなってきます。このバランスディスクの練習は、いきなりフルスイングで強く振ってしまうと危ないので、はじめは小さいスイングで軽く振ることから初めていてください。慣れてきたら少しずつスイングを大きくしてみてください。

そしてバランスディスクの上での練習があまり長い時間やっていると、足が筋肉痛になるので、ラウンド前日にはたくさんやらないようにしてください。

スイング中に頭が上下すると、当然ボールを正確にとらえられなくなってしまいますが、ある程度ゴルフをやっている人であれば練習場やコースでも平坦なところであればそれなりにボールを打てるかもしれませんが、傾斜地からのショットや、練習量が落ちてきたときには、当たらなくなってしまいますので、練習場で上手く打てていても頭の上下動をしないように練習してください。
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ダウインスイングでの頭の上下動

ダウンスイングで頭の位置は若干下がるのが正しい動きです。ダウンスイングでは腰が少し左にスライドするので、それに伴い頭は少し下に下がるのが正しい動きですが、あまり大きく下がってしまったり、逆にあがってしまうのもよくありません。

ダウンスイングでも頭が大きく上下動してしまうと上手くボールをとらえる事が出来ません。ダウンスイングで頭が大きく上下動してしまう多くの場合はバックスイングに問題があります。

バックスイングで頭が上がってしまうとダウンスイングで下がりやすくなりますし、バックスイングで頭が下がるとダウンスイングで頭が上がりやすくなります。

そしてバックスイングで頭の高さが変わっていなくても、ダウンスイングで頭の高さが変わってしまうこともあります。それはボールを強くヒットしようとしすぎると、頭の高さが変わりやすくなります。

ですので、切り返しで力を入れすぎないようにしてください。切り返しで力を入れないようにするには、切り返しをゆっくりにする意識があるといいです。ダウンスイングで少しずつスピードを上げる意識があるといいです。切り返しで一気にスピードを上げないようにして下さい。

まとめ

スイング中に頭が上下するとなかなかうまくボールと打つことが出来ないので、あまり大きく上下しないようにしたいのですが、ポイントは、アドレスでの前傾角度と、バックスイングでの肩の回転方向そして重心の移動が上手くできているかです。

これらを気を付けて上下動しないでボールをとらえられるように意識して練習をおこなってくただくことで、練習量が落ちてもそれなりにボールを打てるようになったり、傾斜地からのショットが上手く打てるようになったりしますので、是非頭の上下動の少ないスイングを習得してください。

始めは上手くボールを打てないかもしれませんが、意識して練習をおこなうことにより必ず上下動の少ないスイングができるようになります。

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