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練習場のマットの音の違いを意識して練習すると上達する


「バシッ」「ビシッ」「カツッ」「ダフッ」「カーン」あなたのインパクトの音のイメージはどれですか?インパクトの音を意識して聞いたことはありますか?

インパクトの時に聞こえる音の中に、マットをクラブヘッドでこする音もします。この音がとても重要です。ナイスショットを打った時と、ダフッた時トップを打った時では音が異なります。

音を意識して練習することにより上達が望めますので、是非意識していただきたいので解説させていただきます。

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Contents

練習場ではいい球が出ているのにコースではあたらない

練習場ではいい球が出ているのに、コースに行くと別人のように当たらなくなってしまう。原因はいくつかあります。コースでは傾斜や、芝の状況、風、メンタル、コースの景色などいろいろな要素がありますが、その中のひとつに、練習場のマットがあります。

練習場の人工芝のマットとコースの芝ではやはり違いがありますので、同じようにスイングしても、同じような球筋になるとは限りません。練習場ではいい球筋が出ていても、コースではあまり飛距離が出ないこともあります。

練習場のマットでダフってい手も気が付かない

練習場のマットはダフっても滑るので、ボールはそこそこいい球が出ます。ですので、ダフっても気が付かないことが多いのです。しかしコースでは同じくらいダフってしまうと当然ミスショットになってしまい、ボールが飛びません。

練習場では打ったボールを見ただけではナイスショットかミスショットかよく分かりません。練習場でナイスショットが出ているかを見分けるるためには、ボールを打った時の音と打感です。

音と打感に意識を持って練習しないと、ずっとダフッたショットをたくさん打つ練習を重ねてしまい、ダフルスイングを固めてしまいます。ですので、練習するときは、インパクトの音と打感を意識してください。

練習場のマットでダウンブローに打つ

アイアンショットはダウンブローに打たなければなりませんが、ダウンブローに打った時の音はまず最初にボールに当たって、その後マットをたたくので、ボールと打った「コツッ」という音が一番最初にします。

ダフッてしまうと、マットをたたく「ドスッ」という音がしてからボールを打つ音がします。インパクトの音を意識して聞いていないと、なかなか分かりませんが、意識してよく聞いてみると、音の違いに気ずきます。

ダウンブローに打つには、左足に重心が乗っていることが重要です。ダウンスイングに入るときに、少し腰を左に動かしてから体を回転させてボールを打ってください。

左足に重心が乗る前に、回転が始まってしまうと、ダウンブローに打つことができずにボールの手前のマットをたたいてしまうので、「ドスッ」という音がしてしまいます。

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インパクトの打感と音

ナイスショットだったかどうかを見分けるためには、打ったボールを見る以外には、打感が重要な要素となりますが、打感は打って手に伝わる感触だけでなく、音によっても変わります。固い音がすると、打感も固く感じますし、柔らかい音がすれば、打感も柔らかくなります。

芯に当たると柔らかい打感で、軽い感じになります。逆にミスショットだと固い感触で、重い感じになります。練習をするうえで打感を感じながらすることはとても重要です。

なぜかというと、打ったボールばかりを追いすぎてしまうと、ボールを打った後にボールの行方が気になってしまい、ヘッドアップにつながってしまうからです。

飛んでいくボールだけでなく、インパクトの感触や音を感じながら練習することで、どこにボールが飛んだかとかどんなボールになっているかが分かれば、急いでボールを追わなくてもよくなります。

ボールを早く見ようと思ってしまうと、ヘッドアップしやすくなるので、インパクトで前傾角度が起きてしまい、トップしてしまったり、スライスしてしまったりします。

インパクトはほんの一瞬なのですが、ボールを打った瞬間にどんなボールでどこに飛んだかがボールを見ないで分かればボールを早く見なくても済むので、ヘッドアップしなくなり、ナイスショットが出ます。

練習場のマットから練習するときの注意点

練習場のマットから練習するときに何気なくボールを置いて練習していると、マットの真ん中のくぼみにボールを置いて打ってしまっていることがあります。

練習場のマットは始めの新しいうちはいいのですが、少し使用されて時間が経ってくると、たくさんの人がマットの真ん中で打つので、マットの真ん中が削れてきて、くぼんできます。

何気なくボールをマットの上に置くと、ボールは丸いので、そのくぼみに転がって入ってしまいます。そうすると、打つのが難しくなってしまいます。

ライの悪いところの練習をするのであれば、それでもいいのですが、練習場で練習する目的はほとんどの場合、スイングを作るためですので、ライの悪いところからだと目的を果たせません。

スイングを作るための練習であれば、ライのいいところで、ボールが沈んでいなく、少し浮いているようなところで練習してください。そうすることで、スイング作りに集中でき、ナイスショットも多く出るので、イメージもよくなり楽しく練習をすることができます。

練習場のマットを叩く?叩かない?

練習場でアイアンショットの練習をしていると、普通に打つと、ボールの前のマットを叩くのが正しいです。実際には叩くというよりもこするという感じになります。コースだとターフを取るような打ち方になります。

ボールの後ろ側のマットをたたいてしまうとダフッてミスショットになってしまうので、ボールの左側をこすりたいのですが、そのための練習方法としては、ボールの少し後ろにティーなどを置いておき、そのティーを飛ばさないようにして、ボールを打つ練習が効果的です。そうするとダウンブローに打つ感覚がつかめます。

あと少し高度な練習方法になりますが、マットを全くこすらずに打つ練習も上達にはとても効果的です。クラブヘッドが全くマットに触れることなく打つ練習方法です。

ゴルフ場でらいが悪い場合には、ボールを右足寄りに置き、ダウンブローに打つ方法もありますが、地面にクラブヘッドを全く触れないようにして打つ方法もあります。

クラブヘッドがマットに振れないように打つことができれば、どんなに芝が薄いライでも、ベアグランドでも、フェアウェイバンカーでも全く問題なくボールをとらえることができます。

始めはトップばかりが出てしまうかもしれませんが、この練習をすることにより、ゴルフ場でライが悪くても正確にボールをとらえる練習になります。

まとめ

アイアンショットの練習をする場合には、なかなか芝の上から打つことができず、マットから練習するのが一般的になるので、ボールを置く場所に注意して、打った時の打感や音を意識して練習してください。そうすることにより、練習場ではあたるのに、コースではあたらなくなってしまう要素の一つを潰すことができますし、練習をより楽しく効果的にすることができます。

また練習場で練習するときに、マットのきれいな打席を選んでください。特に真ん中の打席は練習する人が多いので、マットが削れていることが多いので注意してください。

やむを得ずそういう打席で練習するときは、なるべくそのマットの中でライのいいとことにボールを置いて練習するようにしてください。

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