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前傾姿勢を保つ(維持する)には。大切な2つのポイント。

プロや上級者のゴルフスイングを見ると、体のブレが少なく軸がしっかりしていて、背骨を中心に回転しているのがよくわかります。特にアドレスでできた前傾角度を保ったままスイングできています。

ですが、アドレスでの前傾角度をキープしてスイングするのは、なかなか難しくスイング中に前傾が起きてしまったり、深くなりすぎてしまったりします。そうするとダフリやトップはもちろん、スライスやフック、シャンクなどあらゆるミスショットが出てしまいます。

そこでスイング中に、どうしたら前傾角度をキープできるのかについて解説させていただきます。森守洋のDVDでスライスを直すにはこちらをクリック

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Contents

スイング中に前傾角度を保つ為の2つのポイント

アドレスでの前傾角度をスイング中に保つには、アドレスと肩の回転方向の2つがポイントになります。アドレスが正しく構えられていて、肩の回転方向が前傾した背骨に直角に回転できれば、前傾を保ちやすくなります。

アドレスでの適正な前傾角度はドライバーで30度でクラブが短くなるにつれて深くなり、サンドウエッジで45度位になります。

バックスイングで前傾角度が起き上ってしまう原因

バックスイングで前傾が起きてしまうのは、まずアドレスに原因がある場合があります。ポイントは3つです。背筋と前傾角度と膝です。まず背筋が丸くなっていてバックスイングでその背中が伸びると頭が上がってしまいます。ですのでアドレスは足の付け根から前傾し、骨盤を前傾させて背骨を伸ばしてください。

またアドレスで前傾角度が深いとその前傾角度をキープしたままスイングするのは苦しいので、どうしても起き上ってしまいます。ちなみに、アドレスで前傾角度が浅いとスイング中に沈み込みやすくなります。

そして、アドレスで膝を大きく曲げすぎていると、バックスイングでその膝が伸び起き上がりやすくなります。

起き上ってしまう時にチェックしたいアドレスでのポイント
・背筋を伸ばす
・前傾角度が適正
・膝を曲げすぎていない

アドレスでの前傾角度はよくても起き上がってしまう場合があります。その原因は肩の回転方向です。肩は前傾した背骨に対して直角に回転するのが正しい動きです。

バックスイングで水平に近い角度で肩を回転させてしまうと、左の肩が上がり起き上がってしまいます。

あとダウンスイングで起き上がってしまうのは、ボールを右に打ち出そうとして、インサイドからクラブを下ろそうとしたり、高い球を打とうとすると起き上がりやすくなります。ダウンスイングでは、おなかを前に出さないように意識してスイングすると起き上がりにくくなります。
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ダウンスイングで起き上がってしまうとどうなるか

ダウンスイングで起き上がってしまうと、クラブヘッドがボールまで届かなくなってしまうので、トップが出てしまいます。またトップさせないようにと無意識にクラブヘッドを届かせようとして、手首のリリースが早くなってしまいます。そうするとインパクトでのロフトが寝てしまうので、ボールが飛ばなくなってしまいます。

またうまくボールをとらえたとしても、クラブが寝てしまい、インサイドから降りてくるので、右へプッシュアウトしやすくなります。

そしてフェースが開くのでスライスがでやすくなります。ですので、最悪の場合右に打ち出してさらにスライスしてしまうことがあります。さらにクラブが寝てインサイドから下りてきますので、シャンクも出る可能性がありあます。

このようにダウンスイングで前傾が起きると、スコアを大きく崩してしまう球筋が出やすいので、前傾を変えないようにスイングしたいものです。
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ダウンスイングで前傾が起きないようにするためのドリル

ダウンスイングで前傾が起きてしまうのは、おなかが前にでてしまうのが原因なので、左足一本で立ってボールを打つ練習が効果的です。アドレスしたら右足を後ろに引きつま先で立ちます。重心はほとんど左足にかけておきます。

この構えでボールを打ち練習します。こうすると、ダウンスイングでおなかが前に出なくなるので、前傾が起きにくくなります。このドリルでおなかを前に出さない間隔を掴んでください。

あとはバランスディスクの上に乗って練習するのが効果的です。バランスディスクに乗ってスイングすると前傾角度がスイング中に変わってしまうと、その上に立っていられませんので、バランスディスクから落ちないように意識しながら練習をしてください。

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あと、クラブを肩に担ぎ、前傾して背骨に対して肩を直角に回転させると正しい方の回転方向が分かります。バックスイングでは、顎の下に左の肩が来て、ダウンスイング~インパクトにかけては左の肩があったところに右の肩が来るようにすると前傾を保ってスイングすることができます。

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前傾姿勢を保ってスイングするためにはアドレスでの前傾角度、背中の曲げ具合、右ひざの曲げ具合が適正か(深すぎないか)をまずチェックしてください。

スイング中は肩をスイング軸(背骨)に直角に回すイメージを持ち、ダウンスイングで腰やお腹を前に出さないように意識してスイングしてください。
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スイング中に沈み込んでしまう原因

スイング中に起き上がってしまうことに比べると沈み込むことは少ないですが、沈み込んでしまう原因は、先ほどご説明した起き上がってしまう動きの逆です。アドレスで前傾角度が浅かったり、バックスイングで肩の回転方向が縦に回りすぎて、左の肩が下がってしまうと沈み込んでしまいます。またダウンスイングで力が入りすぎてしまうと沈み込見やすくなりますので、注意して下さい。

ダウンスイングで沈み込んでしまうとどうなるか

ダウンスイングで沈み込んでしまうと、当然ダフリやすくなります。またダフらない場合は、ハンドファーストの度合いが強くなってインパクトしている可能性が高いので、低い球になってしまいます。
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ダウンスイングで沈み込まないようにするためには

ダウンスイングで沈み込まないようにするたには、まずバックスイングで起き上がらないようにすることです。バックスイングで起き上がってしまうと、ダウンスイングで沈み込みやすくなります。

ダウンスイングで沈み込まないようにするための練習方法としては、高くボールをティーアップします。そしてアドレスでは、そのボールの下(地面にクラブヘッドを付けた状態)でアドレスします。

そしてインパクトでは高くティーアップしたボールを打ちます。こうすることにより、ダウンスイングでは沈み込まず、むしろ起き上がる動きをしないとうまくボールを打つことができません。ですので、この練習で、沈み込まないスイングの感覚を掴んでください。
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前傾はいつまで保てばいいか

前傾角度をフィニッシュまで保てれば一番いいのですが、かなり体の柔軟性がないとフィニッシュまで維持できません。そこでいつまで前傾を保っていればいいかということですが、フォローで右腕が水平になるポジションまでは前傾を維持したままスイングしてください。それ以降は前傾が起きてしまっても問題ありません。
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まとめ

スイング中に前傾角度が崩れると、いろんなミスショットが出てしまうので、なるべくフォローで右腕が水平になるくらいまでは、前傾を保ちたいのですが、そのためのポイントは、アドレスでの前傾角度と、肩の回転方向です。スイング中に前傾が崩れてしまう時は、是非この2つをチェックしてみてください。

スイング中の前傾角度が変わらないようになれば、ミート率が上がり、ボールも曲がらなくなってきますので、是非この記事を参考に練習してみてください。

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