ゴルフでミスショットの原因は眼鏡かも?またコンタクトと眼鏡どっちがいいの?
目が悪いとボールはよく見えませんし、グリーンの傾斜がよく見えないので、いいスコアでラウンドすることができなくなってしまいます。
日常の生活で2人に1人以上は眼鏡やコンタクトを着用しているので、ゴルフの時も2人に1人以上当然眼鏡やコンタクトを着用しますが、眼鏡とコンタクトどっちがいいのか、またその時の注意点について解説させていただきます。
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眼鏡をかけてゴルフをすることのメリットとデメリット
眼鏡をかけてゴルフするときのメリットとしては、面倒な準備等がいらないことです。コンタクトのように面倒に感じる手入れがいりません。そのほかには、風が強い日でもごみが目に入りません。この2つが眼鏡の大きなメリットです。
ごみが目に入りにくい
次に眼鏡のデメリットですが、視界が狭くなってしまうことです。コンタクトは視界全てがよく見えますが、眼鏡の場合は、レンズの外側はよく見えません。
そして、雨の日は眼鏡は不便です。雨で濡れてしまうと、よく見えなくなってしまうので、タオルやハンカチなどで拭かなければなりません。なので、雨の日は眼鏡拭く作業をしなければならないのでとても面倒です。あと雨の日でなくてもレンズが曇ってしまうこともあるので、それを拭かなければいけないのは面倒です。
雨の日に拭かなければならない
眼鏡がスイングに与える影響3つのこと
眼鏡だとスイングに影響を与えてしまう場合もあります。眼鏡がスイングに与える3つのことですが、肩を回しにくくなることと、起き上がってしまうこと、右への軸ブレの3つです。
そうすると、見た目がよくないというのももちろんありますが、スイングにも影響が出てしまい、引っ掛けやスライス、フック、天ぷら、トップ、ダフリなどいろんなミスショットが出てしまいます。
まずバックスイングで肩が回りにくくなってしまうのですが、なぜかというと、眼鏡だと視界が狭いので、バックスイングで体を回転させるとボールがレンズから外れてしまい、見にくくなってしまうのと、アドレスした時に眼鏡だとどうしてもレンズの真ん中でボールを見たいので、頭を下げて構えやすくなってしまうのが原因です。
アドレスで頭が下がっていると、バックスイングで肩が回りにくくなります。そうすると、アウトサイドインの軌道になり、引っかけやスライス、トップが出てしまいます。ドライバーだとダウン~インパクトで左に突っ込んでしまうこともあるので、天ぷらが出てしまうこともあります。
またバックスイングで前傾を保ったままスイングしようとすると、頭(顎)が邪魔になるので、起き上がりやすくなったりします。そうするとインパクトでクラブヘッドがボールまで届かなくなり、トップしてしまったり、逆にダウンスイングで沈み込んでしまいダフッてしまうこともあります。
それから眼鏡だとバックスイングで右への軸ブレをしやすくなります。アドレスで頭を下げてしまうので、猫背になりやすく、背中が丸まっていると、背骨を軸に回転した時に、頭が右に大きく動いてしまいますので、ボールを正確にとらえることができなくなってしまいダフリやトップが出てしまいますし、右足に重心を乗せたままインパクトしやすくなるので、腕の返しが強くなりフックしてしまうこともあります。
あと遠近両用メガネをかけているようであれば要注意です。遠近両用メガネはレンズの下のほうではボールがよく見えないので、レンズのセンターでボールを見たくなりますので、アドレスで頭がより下がりやすくなります。
このように、眼鏡をかけていると、スイングにもいろいろな影響がでて、ミスショットが出てしまうことがあります。
バックスイングで起き上がりやすい
バックスイングで頭が右に動きやすい
眼鏡ゴルファーが注意したい2つのこと
では眼鏡をかけたゴルファーはどうしたらいいかというと、2つのことに注視してください。アドレスで頭を下げないことと、バクスイングでしっかり肩を回すことです。
アドレスでは少し見にくいですが、レンズの下のほうでボールを見るようにしてください。そしてバックスイングでもボールを見にくくなりますが、しっかりと肩を回転させてください。
これらの2つを気を付けていただくと眼鏡をかけていてもナイスショットが出ますので是非意識してください。
またゴルフの時はコンタクトをするのもいい方法です。コンタクトだと視界が広くなりますし、雨の日でもレンズを拭く必要がないので快適にプレーすることができます。
ですが、ゴルフの時だけコンタクトにすると、普段コンタクトに慣れていないので、目が疲れてしまいますし、ボールの見え方が若干かわるので、練習場で練習するときもコンタクトを付けて練習したほうがいいです。
コンタクトにすると、普通のサングラスをかけることができるのも大きな魅力です。眼鏡用のサングラスや、度付きのサングラスもありますが、種類が少ないので、あまり自由に選ぶことができません。
しかし、コンタクトにも欠点があります。それは消毒などの手入れに手間がかかることと、使い捨てのコンタクトなどを使用すると、一般的には眼鏡よりもお金がかかってしまいます。そして、眼鏡に比べて目にゴミが入りやすくなります。
また、花粉症の方はコンタクトよりも眼鏡のほうが当然いいです。それから風の強い日などは、目が乾燥もしやすくなるので、目薬を常にポケットに入れておかなければならないなど、コンタクトの欠点もあります。これらのことを考えて眼鏡かコンタクトかを選択して下い。
まとめ
このように、眼鏡がスイングに与える影響はいくつかあるのですが、アドレスとバックスイングで気を付けれてラウンドしてください。コンタクトを付けたことがない人は一度、コンタクトでプレーするとどのような感じになるのか試してみてください。
そのうえで眼鏡とコンタクトがいいか決めてください。眼鏡にしろコンタクトにしろ、注意すべきポイントを押さえれば、眼鏡だからスコアが悪かったとか、コンタクトだからスコアが悪かったなんてことはありませんので、両方試してみて感じがいいほうを選んでください。
雨の日であっても、眼鏡だからスコアが悪くなってしまうなんてことは全くありませんので、スコアが悪いのを眼鏡やコンタクトのせいにしないようにしてください。
眼鏡でもいいスコアを出す人もいますし、コンタクトでいいスコアを出す人もいますので、いいスコアが出なくても自分の実力がないことを理解して、より一層練習に取り組んでください。
ゴルフは正しい形で繰り返し練習すれば、だれでも必ず上達しますので、コツコツと日々練習に取り組んでください。