ゴルフで急に当たらなくなったり、打てなくなったときにチェックする2つのポイント
昨日の練習場では、上手くボールを打てていたのに、今日練習場に行ったら急に当たらなくなってしまったとか、このところずっと調子が良かったので、「いいスコアが出るのでは・・・」と期待しながら、コースに行ったら急に打てなくなってしまっていたなんてことはありませんか?
ゴルフはその日によってナイスショットが出たり、出なかったり、いつもはスライスしているのに、急にフックしてしまったりと日によって球筋が変わってしまったりします。
または午前中はずっとフックしていたのに、午後になったら急にスライスばかりになってしまったりしてしまいます。そうすると、服が出ると思って右を向いて構えていたのに、スライスが出てしまったら右のOBや林に入ってしまいます。
急に当たらなくなってしまったり、球筋が変わってしまうとボールをコントロールすることができないので、当然いいスコアでラウンドするのが難しくなります。
そこでどうして急に打てなくなってしまったり、球筋が変わってしまったりしてしまうのか、その原因と対処法について解説させていただきます。
Contents
急に当たらなくなったり打てなくなったらチェックしたい2つのポイント
急に当たらなくなった時にチェックしたい2つのポイントとは、アドレスとタイミングです。この2つはとても重要で、この2つが上手くできていないと、あたらなくなってしまいますので、一番最初に確認したいポイントです。それでは1つずつご説明させていただきます。
球に急に当たらなくなったらまずチェックすること アドレス
少し前まではそれなりに当たっていたのに、急に球に当たらなくなったらまず最初にチェックしたいことはアドレスです。アドレスの形が変わってしまうと、当たらなくなってしまいます。
スタンスの幅、ボールの位置、重心のかけ方、体の向きなどいつもと変わっていないかを確認してください。アドレスが変わってしまうと、スイングが変わってきてしまい急に当たらなくなってしまいます。
アドレスはついおろそかにしてしまい、振り方ばかりに気を取られてしまいがちですが、アドレスはとても重要です。プロはアドレスがいつもと変わっていないか常にチェックしています。
プロや上級者ほどアドレスを大事にしています。正しいアドレスがどのようなものか知らなければならないので、多少の勉強が必要ですが、調子のいいときにどのように構えているのか写真を撮っておくと、急に当たらなくなった時に見比べると、何が悪くなってしまったのかすぐにわかるので、調子がいいときのアドレスの写真を正面と後方から両方撮っておいてください。
急に当たらなくなったらチェックすること リズムとタイミング
球に当たらなくなったらまず最初にアドレスをチェックしていただきたいのですが、次にチェックするのは、リズムとタイミングです。リズムやタイミングがいつもと比べて早かったり、遅くなってしまったりしてしまうと、当たらなくなってしまいます。
特にコースに出るとスイングが早くなってしまうことが多いです。早くなってしまうと当たらなくなってしまい、トップやスライスやひっかけなどが出てしまいます。
コースに出ると、ボールがどこに飛んだのか結果が気になるので、顔が早く上がりやすくなったりして、タイミングが早くなりがちです。あとは早くなるシチュエーションとしては、雨が降っているときです。
雨が降っていると、傘をさしていてボールを打つときだけ傘を置きますが、この際に濡れたくないので、傘を置いたらすぐにボールを打ってしまいたくなるので、リズムが早くなってしまう傾向にあります。
後はドライバーが曲がってしまって林の中にはいってしまい、走ってボールのところまで行きそのままボールを打つとスイングがはやくなってしまいますので、ボールを打つ前に深呼吸をして気持ちを落ち着けてからボールを打つようにしてください。
あと意外に、リズムやタイミングが遅くなってしまうこともあります。なぜ遅くなってしまうかというと、大事に行こうとしすぎてしまうことです。スイングが早くなってしまうのは当然ダメですが、遅すぎるのもダメです。
スイングが遅くなってしまうと、バックスイングで手に力が入ってしまうので、肩の回転をしにくくなり、スムーズにテークバックできなくなってしまいます。
またバックスイングの反動をうまく使うことができなくなてしまうので、切り返しで下半身リードをしにくくなり、上半身と下半身の捻転を作りにくくなるので、当たらなくなってしまうばかりでなく、飛距離も出なくなてしまいます。
いつも同じリズムタイミングで打てるようにするには
いつも同じタイミングで打てるようにするには、セットアップのルーティンをしっかり行うのが効果的です。セットアップのルーティンとは、ボールを打つまでの手順です。
ボールを打つまでの手順がいつも同じならば、いつも同じタイミングでスイングしやすくなりナイスショットの確立が上がりますので、普段からルーティンを大切にしてください。
ルーティンはコースだけでなく、練習場で練習しているときから気を付けてください。ルーティンは人によって多少異なりますが、是非意識していただきたいのは、まず後方からボールを打っていきたい方向を確認して、ターゲットとボールの間にスパットを探してください。スパットとは目印で、ごみや芝などです。
スパットを見つけたら、そのスパットにフェースの向きを合わせ、その後スタンスを取り最後にグリップを握ります。このようにセットアップの手順は3ステップです。
2.スタンスをとる
3.グリップを握る
このセットアップの手順をコースだけでなく練習場でも行ってください。練習場でも行っておくことにより、コースでいつもと同じタイミングやリズムでスイングできるようになります。
練習場で行う時は、毎回後方から見るのも大変なので、練習を始める一番最初だけ後方からターゲットを確認して、2球目以降は後方からは見ないで、フェースの向きを合わせるところから行ってください。
練習場でセットアップのルーティンを行うのは、はじめはとても面倒に感じますが、慣れてしまえば大した手間ではありませんので、必ずおこなうようにしてください。
ラウンド中、急に当たらなくなってしまう
ラウンドの前半はよく当たっていたのに、後半になって急に当たらなくなってしまうことがあります。これは、ラウンドの後半になると、疲れてきてしまいいつものスイングができなくなってきてしまうからです。
ラウンドの後半になったらどうしても疲れてきてしまうので、ラウンド中に少し疲れてきたなと思ったら、ストレッチをおこなうようにしてください。ストレッチを行うことにより疲れが軽減され、スムーズにスイングできるようになります。
後は、疲れてくるとどういう球が出やすいのか把握しておくことが大事です。持ち球はスライスなんだけど、疲れてくるとフックしてしまったり、逆に、持ち球はドローなんだけど疲れてくるとスライスしてしまうこともあります。
ですので、疲れてきたらどういう球が出やすいのかというのを知っておく必要があります。どういう球が出るのか分かっていれば、その球が出るのを想定して狙う方向を変えれば、狙った方向にボールを打っていくことができます。
まとめ
急に当たらなくなってしまったり、打てなくなってしまったときにチェックしたいポイントは、アドレスとタイミングです。この2つが良くなれば、調子を取り戻し、上手くボールを打つことができるようになりますので、是非チェックしてみてください。
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