ゴルフ 球が上がらない原因。ドライバー、アイアン、アプローチで球が低い。
ナイスショットを打った時、ボールが適正な高さで飛んでいきその飛んでいくボールを見ているのは、とても気持ちがいいものです。しかし、打った球が高く上がららずに低い球になってしまったら気持ちよくありませんし、飛距離が出なくなってしまったり、グリーン上では止まらないので、奥にこぼれてしまいます。
球が上がらない原因は大きく2つあります。1つはトップしてしまって低い球になってしまうことです。もう一つは芯をとらえているのに低い球になってしまうことがあります。
どちらも改善したいボールですので、何とか直したいものです。そこでなぜ低い球になってしまうのかその原因について解説させていただきます。
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トップしてしまって球が上がらない
トップボールが出てしまうのは、ボールの位置が間違っていたり、上下動や、左右の軸ブレ、軌道が間違っているなどいくつか原因があります。ですのでそれらをなくすように練習をしてください。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
ゴルフでボールを上手く打てない原因。軸ブレ、上下動を改善してナイスショット。
⇒https://www.golfenjoyplay.com/?p=1767
ドライバーで打った球が上がらない
ドライバーで打った球が上がらないのは、まずボールが右足寄りにないかどうかチェックしてください。ドライバーのボール位置は左足かかと内側延長上になります。これよりも右足寄りに置いていると球筋が低くなってしまいます。右足寄りに置くとボールを打つときにロフトが立った状態で当たりやすくなるからです。
逆に左に置くと高くなってしまいます。ですが左に置きすぎるとトップしや少なるので、トップしてしまうと球が低くなってしまいます。
あとはティーアップが低いと球が低くなってしまいます。ドライバーはティーアップした球をアッパーブローに打っていくのでですが、ティーアップが低いとあまりアッパーブローにならずにインパクトしてしまうため低くなってしまいます。
ですが、ボールが右側だったり、ティーが低い場合に、上からダウンブローにインパクトすると、バックススピン量が増えてしまい、逆に球があがりすぎてしまう場合もあります。
あとは、ヘッドスピードが遅いために球が上がらないことも考えられます。ヘッドスピードが遅いとあまり球が上がらなくなります。ヘッドスピードを上げるには、いろいろ方法がありますが、まずはスイングの振り幅が小さくないか、コックをうまく使えているかをチェックしてください。
スイングの振り幅が小さいと球が低くなってしまうのですが、それを体感していただくのに、ハーフスイングでドライバを打ってみてください。そうするとフルスイングした時よりも低い球になります。当然飛距離も出なくなります。
あとコックをうまく使えないと、大きいスイングができなくなってしまうというのもありますが、コックをうまく使えないとダウンスイングでタメをうまく作ることができないので、インパクト付近でクラブヘッドを走らせることができません。
コックの使い方はこちらの記事を見てください。
ゴルフスイングでコックとは?その仕方と効果、上手く入れるためのドリル
⇒https://www.golfenjoyplay.com/?p=1002
もう1つドライバーで球が上がらない原因は、フェースに溝がないドライバーは雨の日にはフェースや、ボールについた水を逃がす場所がないので、フェースとボールの間に水が挟まるので、スピンがかからずに上がらなくなってしまうこともあります。
アイアンで球が上がらない
アイアンで球が上がらないのは、ドライバーと同じで、ボールが右足寄りにあったり、インパクトの時に重心が左にあったり、ヘッドスピードが遅いと球が上がりません。
そして、ダウンスイングからインパクトにかけて手に力が入ってしまうと、インパクトで手が左になりすぎてしまい、ハンドファーストが強くなってしまうので、球筋が低くなってしまいますので、手に力を入れすぎないようにしてください。
あとアドレスで左足に重心をかけすぎてしまうと、インパクトで左重心になりやすいので注意してください。特に傾斜からのショットで左足下がりの場合は、通常アドレスで左足に重心をかけるので、当然打った球も低くなります。左足上がりで無理に球を上げようとするとダフッたり、トップしてしまったりするので注意してください。
球が上がりにくいクラブ
スイングが良くてもクラブが球が上がりにくいものを使用していると、低い球になってしまいます。例えば、ロフトが立ちすぎていたり、シャフトが固すぎたり、ディープフェースだったり、クラブヘッドの重心の位置や形状によっては上がりにくいものもあります。
アプローチで球が上がらない
アプローチで球が上がらずに低い球になってしまうのは、ドライバーやアイアンの時と同様に、ボールを右足に置きすぎたり、左足に重心をかけすぎてしまったり、ハンドファーストの度合いが強くなりすぎてしまったりすると球が低くなってしまいます。
あとインパクトでフェースが立ちすぎてしまうと低くなってしまうのですが、アプローチの時に球が上がらないときにチェックしたいのは、バックスイングでフェースを閉じて上げすぎていないかです。球が低くなってしまっているときは、バックスイングで閉じすぎてしまっていることがありますので、注意してください。
そしてアプローチで球が上がらないのは、スピン系のボールを使っていると上がりにくいことがあります。スピン系のボールは、柔らかいので、インパクトの瞬間に、フェースに乗っている時間が長くなり、球が高く上がらずにスピンが多くかかります。スピン系のボールはディスタンス系のボールよりも球が高くは上がりにくいですが、スピンがかかるので球がグリーン上で止まります。
ドライバー、アイアン、アプローチで球が上がらない原因の違い
ドライバー、アイアン、アプローチで球が上がらない共通の原因は、ボールが右足寄りにある、インパクトでの重心が左足にある、ハンドファーストの度合いが強く、ロフトが立った状態でインパクトしている、ヘッドスピードがないなどですが、それぞれ異なった原因もあります。
ドライバーで球が上がらない原因は、雨の日にフェースに溝がないドライバーで打っている。アイアンでは、左足下がりからのショットなどで、左足下がりから打っている、アプローチでの原因は、スピン系のボールを使っているなどです。
まとめ
球が上がらないと、ボールが遠くに飛ばないし、グリーン上ではボールが止まりにくいので、この記事を参考に是非高い球が打てるように練習をしてみてください。まずは何が原因で球が上がらないのかを分析して、その原因を潰していくように練習してください。
ですが、高い球よりも低い球のほうが、いいスコアでラウンドするためには有効な場合も多いので、低い球、高い球の両方が打てるのが一番いいです。風が強い場合は低い球のほうが風の影響を受けにくいですし、方向性を出していきたいときは、低い球のほうが狙ったところに打ちやすいです。そして、打ち下ろしの場面などは低い球のほうが、滞空時間が短いので、曲がりが少なくなります。また林の中に入ってしまったときなど、木の下を抜いていきたいときなどは、低い球が有効です。
球の高さをコントロールできて、低い球が打てるようになれば、それはものすごい武器になりますので、高い球だけを追い求めずに、低い球も有効にコースで使って下さい。
フックボールを直すにはこちらの記事も参考にしてください
⇒ゴルフフックボールの原因と直し方を徹底解説