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ハンドアップの原因と直し方。ダウンスイングでのポイント３つ

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ゴルフでハンドアップになってしまうと、スライスしてしまったり、飛距離が出なくなってしまったり、フックしてしまったりと囲炉裏ロなミスが出てしまいます。そこでハンドアップになってしまう原因と直し方について解説させていただきます。

Contents

ハンドアップの弊害

ハンドアップになってしまうと、いろんなミスショットが出てしまいます。ハンドアップになっているとフェースが右を向いてしまうので、スライスしてしまいます。またインサイドから降りてくるとフェー巣が開いているので、シャンクも出てしまいます。そのほかハンドアップになっていると、クラブヘッドがボールまで届かずにトップしてしまうこともあります。

アドレスでハンドアップになっていると、前傾角度が浅くなっているので、バックスイングをインサイドに引いてしまったり、前傾が浅いので、肩を回転させると、一緒に腰も回転してしまい、上半身と下半身の捻転差ができないので、クラブを早く振ることができなくなってしまい、飛ばなくなります。

そのほかバックスイングで下半身が回転しすぎてしまうので、トップでシャフトクロスになってしまったりします。シャフトクロスになってしまうと、ダウンスイングのクラブヘッドの軌道が安定しませんし、フェースの向きも開きやすくなります。

アドレスとインパクトの手の位置

アドレスでの正しい手の位置は、アイアンの場合は肩の真下で、ドライバーは肩の真下よりも少し前（体から遠い）ですが、アドレスで、クラブヘッドのトゥが少し浮きます。クラブヘッドのトゥと地面の間に１０円玉が２枚入るくらい間隔をあけてください。

なぜかというとスイング中にトゥダウンといって、シャフトがたわみ、トゥ側が下がります。アドレスでトゥ側も地面にぺったりつけてしまっては、インパクトでトゥが下がるので、トゥ側が地面に引っかかってしまいナイスショットが出ません。ですので、アドレスではトゥ側に１０円玉が２枚入るくらい開けてください。

またインパクトでハンドアップにならないほうがいいのですが、アドレスの位置に手が戻ってくるわけではありません。インパクトでは、アドレスよりも少しハンドアップになるのが正しい形です。アドレスとインパクトで全く同じ手の高さになるわけではありませんが、あまり手が高くなりすぎないように気を付けてください。

ハンドアップになってしまう原因

ハンドアップとは手が高くなってしまうことですが、まずアドレスでハンドアップになっている場合と、ダウンスイング～インパクトでハンドアップになってしまう場合があります。

まずアドレスでハンドアップになってしまうのは、前傾角度が浅いからです。アドレスでの正しい手の位置は、アイアンの場合、前傾して腕の力を抜いてダラっと下げたての位置、つまり肩の真下に手がきます。前傾角度が浅いと手を肩の真下に持ってくると、体に近づきすぎてしまうので、自然と手を体から離します。そうするとハンドアップのアドレスになってしまいます。

前傾が浅くならないようにするには、アドレスでかかとに重心をかけないことです。少しつま先寄りに重心をかけるようにしてください。そうすると前傾が浅くなりません。

次にインパクトでハンドアップ、つまり手が浮いた状態になってしまう原因ですが、アドレスで前傾が深くハンドダウンになっているとそのままスイングするのは苦しいので、スイング中に前傾が起き、ハンドアップになってしまいます。テークバックで手が浮きながらバックスイングを始めてしまう場合と、ダウンスイングで手が浮いてしまう場合の両方があります。

あとは高い球を打と打としたり、ボールの打ち出し方向を右に出そうとすると、ダウンスイングがインサイドから下りてきて、手が浮きハンドアップになってしまいます。

ハンドアップインパクトの直し方ダウンスイングでのポイント３つ

ハンドアップのインパクトを直すには、まずアドレすです。前傾角度と手の位置に気を付けてください。前傾が深くならないように正しい前傾角度で構えることです。前傾の角度が深いとインパクトで起き上がり、ハンドアップになってしまいます。また手の位置はアイアンの場合は手が肩の真下になり、ドライバーの場合は、肩の真下よりも少し手が前に出るのが正しい位置です。

次にスイング中の動きですが、ダウンスイングでのポイントは３つです。左脇とかかとおなかを意識してください。

ダウンスイングでクラブが寝てインサイドから降りすぎてしまうとハンドアップになってしまいますが、切り返しの時に左の脇を締めるようにしてください。そうすると、クラブが立って降りてきて、インサイドから下りません。

またダウンスイングでかかとが早く上がってしまうと、右ひざが前に出てしまいますが、そうすると、手も一緒に前に出てしまいハンドアップになってしまいます。ですので、右のかかとが早く上がらないように気を付けてください。

そして３つ目のポイントはダウンスイングでおなかを前に出さないことです。ダウンスイングでおなかが前に出てしまうと、前傾が起きハンドアップになってしまいますので、切り返しでおなかに力を入れて前に出さないように気を付けてください。

ハンドアップを直すためのドリル

アドレスでハンドアップになっていたり、前傾が深くなっている場合は、気を付ければすぐに変えることができますが、スイング中にハンドアップになってしまう場合は、なかなか変えるのが大変です。

そこでハンドアップを直すためのドリルをご紹介します。ハンドアップになってしまうのは、前傾が起きてしまうので、前傾をキープするためのドリルが有効です。

アドレスしたら、右足を後ろに引きつま先で立ちます。左足一本で立つような形になります。そのままスイングして練習してください。このようにアドレスしてスイングすると、ダウンスイングでおなかや、右腰や、右足が前に出ないので、前傾を保てるようになります。

あともう一つ有効なドリルは、左わきを締めるためのドリルです。左手だけでクラブを短く持ち、軽く素振りをします。この時にボールがあるべきところのの左側の地面をこするように素振りしてください。

クラブを短く持ってボールの左側の地面をこするには、左の肩があがってしまったらこすれません。左の脇を締めて、左の肩を下げるようなイメージで素振りをしてください。こうすると、ハンドアップになるのが防げます。素振りで慣れたら、実際に球を打ってみてください。

アプローチでハンドアップ

このようにハンドアップなアドレスや、インパクトはよくないのですが、アプローチでハンドアップに構えることもあります。ボールのライが薄かったり、グリーンの奥からアプローチするときなど、下り傾斜のグリーンにアプローチするときなどボールの勢いを殺したい場合は、パターのように構えてヒールを浮かせて構えてフェースのトゥ寄りでボールを打つときもあります。こうすることにより、ライが悪くてもミスショットになりにくかったり、ボールの勢いを殺せたりします。