ゴルフウエアでおしゃれをしたら、浮いてしまいました
ゴルフは誰もが知る紳士のスポーツ。その中でもゴルフ場来場時、そしてプレイの際もドレスコードは非常に重要なポイントになってきます。もちろん、ドレスコードを守ることは当たり前ですが、おしゃれにきめることも年齢とともに重要なポイントになってきます。しかし、場違いなおしゃれはゴルフ場の雰囲気や周囲ともマッチせず、違和感があることも知っておくべきかと思います。
その典型的な事例が私の職場の上司でした。仕事でも普段からブランド物のオーダースーツを着こなし、靴もネクタイもびしっと決めています。そんな上司がゴルフを始めて初めてのラウンドの時のことです。初心者が多いのでまずは河川敷のゴルフ場を予約して練習ということにしたわけです。もちろん、河川敷だからといってドレスコードを守ることは必須です。
ゴルフの服装は難しいです
しかし、その上司が着用したゴルフウェアというのがあまりにも場違いで完全に周囲から浮いていたことが印象的で笑わざるを得ませんでした。
なかなか文章で表すのはむずましいのですが簡単に言えば、いわゆる懐かしのブリティッシュスタイルという着こなしだったのです。ポロシャツの上にはジャケットといったいでたちです。今時こんな格好で日本のゴルフ場でプレイしているアマチュアゴルファー、いやプロゴルファーも見たことはありません。上司もあまりの場違いの様子にすぐに気づいたらしいのですが時すでに遅しです。
さらに困ったことに初心者ということでこんなゴルフウェアを着ているにもかかわらず、空振りあり、ちょろあり、ダフリアリと何でもありですから。
周囲の視線がきになります
本人も恥ずかしいのですが周りの同伴者もフォローのしようがなくなんとも気まずい雰囲気で1日が過ぎていきました。どうやら、雑誌やインターネットでクラシックなゴルフウェアが気に入ったらしく元来おしゃれな上司はびしっと決めたかったということでした。
確かにファッションショーや百貨店のショーウインドーといえばこんな着こなしは評価されるのですが実際のゴルフ場ではまったく反対のことです。
それ以来、上司はゴルフを一切行わなくなりました。本人としてはどうもあのときの周囲の視線が気になったとともにプレイも初心者とはいえ、あまりにも重い通りにならないことが気に入らなかった様子です。
ゴルフにおけるおしゃれは雑誌の中やインターネットとは違うのだということを改めて実感したタイミングになりました。