先輩に練習用の短尺のクラブを作ってもらいました
最近は自宅でも練習可能な練習器具がたくさん出ています。ゴルフは素振りといってもなかなか大きなスペースを確保しなければ45インチのドライバーをふりまわすなどなかなか難しいでしょう。
私の場合、むかしから野球もテニスも素振りが基本の練習としていましたのでゴルフも同じように素振りを練習の第一に置きたいと思っていました。しかしながら、前述のとおり、自宅の中では実際に使用するゴルフクラブでは素振りは難しいです。
先輩が素振り用のクラブを作ってくれました
ということで先端におもりがついた短尺のクラブを購入して一時は素振りしていたのです。確かにこれなら家族がいないときに簡単に素振り可能なのですがどうも筋肉トレーニングととらえられてもどうも、スイングに実践感覚を覚えることができません。これなら、腕立て伏せや腹筋、背筋を自分で行ったほうがいいのではないかと思始めていました。
そこで出会ったのがちょっと工作が得意な会社の先輩でした。この方は昔工場で溶接なども経験したことがあるとにかく凝り性の方です。今でもなんと釣竿を自分でつくっているほどのマニア。他にもとにかく何でも自分で作ってしまうわけです。
そこで私の話をしたところ、「わかった、それなら自宅で素振りできるようなクラブをつくってやろう」という話になったわけです。最初は本当かなと思っていましたが1週間後になんと見事なものが完成していました。短尺のヘッドには8番アイアンがついていて、グリップもきちんとまかれています。これにはさすがに驚きました。
こんなゴルフの練習器具も自分でつくることができるのかと。聞いたところ、過去には自分自身のゴルフクラブもシャフト入れ替え、ヘッドの重りの調整、グリップの張替えに至るまですべておこなったいたとのこと。これには驚きました。
今も短尺のクラブで素振りしています
実際に自宅に持ち帰って、素振りしてみたところ、なんと本当にシャフトが短いだけでゴルフクラブのスイングの感覚を味わうことができるのです。極端な言い方をすれば、この短尺のゴルフクラブをラウンドで使ったらアプローチも自分の手で運ぶような感覚で非常に打ちやすいのではないかと感じるほどの出来栄えでした。
なかなか、こんな練習器具を探してくるのも難しいもの。なんといってもその先輩はわたしがレフティーということも理解してクラブヘッドもレフティーのモデルをどこかから探して制作してくれたわけです。今でも毎日、この練習器具、短尺クラブを素振りで活用しています。