ゴルフを始めて時の失敗談とスマホアプリをもちいたゴルフ場の予約
私は、2年前にゴルフをはじめました。ゴルフを始めたきっかけは嫁の父親がゴルフが好きで一緒にまわりたいと言われたからです。もちろん、初心者の私からするとありがたい言葉ではあったのですが、同時にプレッシャーもありました。
私はそれまでゴルフをしたことがなく、嫁の父親、嫁の弟などは経験者であり、自分の下手さをその場で暴露されるようなものと感じていたからです。もちろん、打ちっぱなし場で練習はしてみましたが、自分に素質がないことはすぐに分かりました。
ゴルフ場に向かう途中の車の中は憂鬱でした
しかし、むげに断ることもできず行くこととなったのです。行くにしてもゴルフクラブなどを揃えなかればなりません。そんなに予算的にも余裕がない中、私は安いゴルフセットを購入したのです。
もちろん、長続きする予定もなかったので最低限の安いゴルフセットを購入したのです。そして当日、ゴルフ場に嫁の父親、嫁の弟、そして私の3人で向かいました。車の中で、嫁の弟は携帯のアプリでいろいろなゴルフ場を予約している話やアプリを用いたスコアの管理方法、そしてアプリでのゴルフゲームなどを私に勧めてきました。
私は興味がある顔をしつつも、その場の空気がとても重かったのを憶えております。そして、ゴルフ場に到着し、着替えるなどの準備を開始しました。私は、自分の持ってきたウェアなどに着替え、自分のゴルフクラブを準備したのです。
そして、もちろんボールもたくさん準備しておりました。実際にゴルフ場をまわりつつ、やり方やルールを教わりながら始めたのですが、私はやはり下手でした。何度打っても、右や左にボールが飛んでいきます。そしてまともに当たっても次のアイアンではまともにアプローチができない状態なのです。
キャディーさんの苦笑いがたまりませんでした
キャディーさんは私の顔を見つつ、どうしてあなたはここに来たのといった感じで苦笑いしておりました。私のプライドはずたずただったのですが、自分の不甲斐なさを感じつつひたすら走り回ってプレイしておりました。
もちろん、妻の父親や弟は私を持ち上げつつ自分たちのプレイを楽しんでおりましたが私に対する視線は冷たかったのを憶えております。私はその日、散々な一日でした。教えてもらったアプリでスコアを計算した結果、150は余裕で超えておりました。
私はゴルフが下手であったことを再認識させられた1日だったのです。しかし、同時に私はうまくなりたいと思えた一日でもありました。それからとても練習し、友人たちとまわったりもしており、今では100を切るぐらいにまで成長しました。いつか、嫁の父親と弟に勝ってやろうと思っております。