ゴルフをプレーする環境はとてもよくなりました
今からは考えられないような昔のゴルフ事情について少し書いてみたいと思います。今の若い方はどうかわかりませんが、昔は社会人になって会社勤めをするとゴルフをするというのがある種必需品のような部分もありました。
先輩に連れていかれて始めた
周りでする人が多かったですし、接待や仕事関係の付き合いだとかいってゴルフは仕事につきもののような感じがありました。そんな昔はゴルフを始めるとなると、会社の先輩や上司にとりあへず練習場に連れていかれて練習場のレンタルのクラブやあるいは連れて行ってもらった方のクラブを借りてとりあへず打ってみるというのがゴルフの最初の取り組みだったと思います。
そして本格的に始めるとなると、知り合いの誰かのお古のクラブを貰って、キャディーバッグやボストンバッグ、シューズ等を買い揃えていざ、コースへというステップを踏んでいたように思います。
コースに出るにしても、指導役の先輩等からOKが出てからしか、勝手にコースデビューを果たすことはありませんでした。「ある程度ボールが打てるようになって迷惑をかけないようになったらコースへ連れて行ってやる。」という言葉を頼りにひたすらボールを打っていたように思います。
ボールを打つにしても、練習場のいまよりは沢山の人がいて、休みの日などは待ち時間があるくらいでした。そして、やっと練習場の打席を確保しても、今度は今よりも格段に費用がかかりました。1球あたりの単価も高かったですし、テーブルチャージみたいな入場料のようなものを取られるところもありました。
今は、随分と安価に練習ができるようになりましたが、昔は大変でした。そして、コースデビューを果たすことになるのですが、お目付け役の先輩からは、とにかくボールを打ったらクラブを何本かもってボールの所までダッシュ!と言われ、ハアハア言いながら打ったタマはまた、あらぬ方向へ!みたいな1日を過ごすことになっていました。
今は大分安くなりました
そして、プレー代も今よりは格段に高くて、土日ともなれば今で言う諭吉さんが何枚も飛んでいくような状態です。そして、ある程度たって、ボーナスなんどで自分でゴルフクラブを買うにしても、今とは比べものにならないくらい高価でしたし、割引やセールなんかもありませんでした。
まして、中古ショップなんてものもありませんでしたから、ほんとに高くつくスポーツでした。それでもゴルフ場もどこでも満員でなかなかエントリーするままならないような状況で、有名歌手のチケットのように電話受付の時間に合わせて電話をしたりしていたものです。そんな当時に比べるとほんとにゴルフ環境はよくなったものだと思います。