キャディーが目撃。おもしろかった個性的なお客様。
キャディーが見た面白お客様
キャディを6年間務めてきて、色々なお客様に遭遇しました。そんな私が見た個性的なお客様をご紹介します。
ボールがコースを外れるとき、キャディは危険を知らせるために「ファー」と言います。ほとんどのお客様は、これはキャディの仕事だと思っているのですが、中には一緒に「ファー」と言ってくれるお客様もいます。たまたま私が出会ったお客様は、いざボールがコースを外れたとき「フォー!」と叫んでくれるとてもいいお客様でした。
・くしゃみをすると面白い突っ込みを入れてくれる
春で花粉症の時期もあり、前のキャディさんがくしゃみを連発していたんです。(5回ぐらい連続でくしゃみしていたと思います。)そのときのお客様は1回くしゃみするたびに「よいしょ」「もういっちょ」「はいよ」などと相打ちを入れていてとても面白かったです。
・ショット前に口の周りをハムハム
その方はとても優しくて、第一印象も個性的な印象は全くない方でした。いざティショットになったとき、いきなりそのお客様が口の周りをハムハム。(もっと分かりやすく言えば、シマウマが草を食べているような感じ)それ以外は本当に普通なのです。ギャップが与える強烈な印象ってこういうことなんだと感じさせられました。
・ショット後、キレてしまう方
毎度毎度のショットに満足がいかないのかクラブを叩きつけたり、「なんで俺は上手くいかないんだよ!」とキレまくるお客様がいました。
私は、そういう方を見て思わずいじってしまいたくなるので敢えてキレているときに「〇〇様のクラブかっこいいですね」などと褒めまくって様子をみるのです。
するとお客様、怒りの表情しかなかったにも関わらず一瞬で、何度も繰り返し照れはじめある程度時間が経つとまた自分にキレだす(笑)
感情が豊かな人だなと思いました。
・年齢の数分ラウンドするお客様
ゴルフ場から特別な許可を得て毎年1回、年齢の数分を1日でラウンドする方がいらっしゃいます。当時その方は72歳でしたので、1日で4ラウンドをこなさなければなりません。
もちろん1バック、他のお客様には考慮していただきパスしてもらいます。カートには乗らないで、全てのホールを歩き。どんだけジョイントが長かろうと、歩くんです!このお客様はゴルフ場で今でも伝説になっています(笑)